朝から夕方まで東京のアパートでテレワークしたあと、夜山梨の家にもどる。ギリギリでたかねの湯に間に合ったので、温泉で左腕のリハビリ。
家に戻ったら、大学の同期から素晴らしい贈り物が届いていた。中身は、秩父のIchiro’s Malt。いきなり、なぜ?と思ったら、中にお手紙があった。
僕も連れて行ってもらったことのある横浜のバーの常連さん達と、当時まだあまり知られていなかったIchiroのウィスキーを樽買したそうだ。醸造は2009年で、予定では10年熟成で2019年にボトリングするつもりでいたのが、コロナの影響で一年遅れて、2020年ボトリングになったらしい。そして、あまりに美味しいので、誰かに自慢したくなったからと言って、僕に送ってくれたそうだ。
バーボンバレルのカスクストリングスで、62.7%のアルコール度で、88/154ということで、希少なロットの一本というわけだ。
2009年の頃は、まだメジャーではなかったかもしれないけど、いまや超メジャーなIchiro’s Maltの希少バッチなんで、すぐに開栓するのも躊躇う。
でも、本人と電話が通じて話したら、酒は飲んでなんぼだろうと言われたので、テイスティンググラスで少しだけ味わった。バーボンバレルだからなのか、11年熟成だからなのか、尖った感じはない。かといって、いたずらにまろやかでもなく、酒好きの友達が自慢するだけのことはある。
僕が、山梨にBar Roomを作ったことを知っていたわけではないのに、こんなタイミングて最高のプレゼントをくれた同期との懐かしい日々を思いながら楽しんでしまった。電話で、近況を話して、コロナが落ち着いたら山梨で一献という話になった。
いやー、こういう自慢話なら、いつでも受け付けますよ> 皆さん。