今日は、非技術系の方々に自社の技術戦略などについてプレゼンをした。 ある程度の技術用語や技術の知識がある人に、技術的な話をするのは容易だが、非技術系の人たちに技術の話をわかりやすくするのは、それなりに大変なものだ。
とはいえ、技術者が本当に技術の内容について熟知習得しているかは、まさに技術をいかに普通の言葉でやさしく解説できるかによってわかる物だ。 難しいことを難しい言葉でしゃべり煙に巻くことは簡単だが、誰にでもわかるような例えを使いながら説明するには、それなりの工夫がいる。 これは、逆もしかりで、新しい技術や知らないことを理解する時に自分の知っているなにかに置き換えることで、理解が進むことはよくある。 物事を理解するときに、なんらかの具体的な例えやイメージが浮かび上がるかで、理解の度合いが大きくことなる気がする。
技術に限らず仕事を進める上で何が重要かという問いに、最近は想像力という答えを思い浮かべる。 設計にしてもビジネスモデルにしても、行為や物がどう使われ、どう作用し、結果としてどうなるかを想像できないと、その場限りの仕事となりゴールを見失うのではないだうろか。 常に、自分の仕事の次の工程を想像し、そして最終的なゴールをイメージすることが必要で、これはスポーツのイメージトレーニングとも重なる気がする。