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2006-04-05 通関

_ [MISC] 食器到着

  2月にベトナムで購入し別送したバチャン焼きの食器が到着したため、半休をもらい通関手続きに出かける。 船は先月末に到着し船会社から到着案内(Arrival Notice)が発行されるとともに、荷物は保税倉庫に保管されていた。 通常保税倉庫は、7日間は保管料が発生しないので、この7日の間に通関などの手続きを完了し、引き取る必要がある。 実際の手続きは、業者に頼むことも出来るが、費用は数万円になり、下手すると購入した物品の代金よりはるかに高くなる。 今回も最初は業者に委託しようとしたのだが、業者の方が親切に手続きを教授してくれたのと、ちょうど無償保管期間中に時間がとれたので、自分で行うことにした。 流れは、貨物保税台帳を入手し、D/O交換をし、税関で別送通関の申告、保税輸送の申告をし、貨物を倉庫から引き取り、税関検査場に持ち込み、通関検査をしてもらう。 検査が終わり輸入許可がおりると無事に持ち帰れることになる。 レンタカーで東京税関の大井出張所に行って、上記の手順を全て行い、最後にお台場のヤマト運輸で宅急便で山梨への配送を依頼し、レンタカーを返すまで13:00−18:00と約5時間かかったが、途中トラブルもなく全てスムースに運んだ。 最初に倉庫会社の方が手続きの詳細を指南してくれ、そのあともメイルと電話でいろいろと丁寧に教えてくれたことがとても助かった。 また、税関職員も保税倉庫の職員も皆、丁寧で親切だったのが印象的だ。 こういう煩雑な手続きを「大変だ」「複雑すぎる」などと、非難する人もいるが、やはり必要な手続きをちゃんと説明してくれるので、実際には十分に簡易だ。 行政改革の旗印のもと、改革、開放=簡易化と安易に考える人もいるが、必要な手続きを判り易く説明してもらえば、それなりに納得のいくことも多い。 説明を聞かない、説明書を読まないなど利用者側の問題があることも多くあるのだろう。   食器は口につける物(口紅も一緒)ということで、厚生省の食品検査というのが必要なのだが、個人使用の場合には免除される。 ここで個人使用かどうかの判断基準のひとつが数量で、税関としては10Kgを超える場合には、一応厚生省の確認を求めるようだ。 今回の場合、105Kg 400pcsという量だったので、確認が必要となったが、それも事前に電話相談し、かつ税関職員が同行(検査場の同じビル)して、確認申請をすることにより、無事に許可された。 なお、当然ながら、別送品申告をしてあったので、免税扱いだった。 画像の説明

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