今年度からの研究にて、沖縄の大手企業、地域との共同プロジェクトを行う予定で、その打合せのために朝から那覇にいく。 到着後、那覇市内で打合せをし、午後から慶良間諸島の座間味島に船で移動する。 慶良間諸島には、2001年に阿嘉島と慶良間島を無線で接続したいという要請を受けて現地調査に来たことがある。 初等中等教育における次世代インターネット環境活用モデルの構築というプロジェクトで、東京と沖縄の小学校をインターネットで接続するものだった。 その時は、那覇から日帰りだったのだが、今回は座間味村で一泊する。 到着後村役場に挨拶をし、夕方から村の商工会、青年部の方々とブレストをし、研究テーマがもたらす成果展開などについて議論する。 ここは、座間味島、阿嘉島あわせて約1000人くらいの人口だそうで、世界有数のダイビングスポットがある。 サンゴの鬼ヒトデによる破壊問題は、相当深刻なそうで、その対策費用の負担も大きいとのことで美ら島募金なんていう活動もしている。 ミーティングに参加していた琉球サンゴくんことIさんは、こういう海洋資源の保全について研究している大学院生で、海ずかんというすばらしいサイトもある。
この島は、もともと5年前に海底ケーブルで沖縄本島と接続されていたのだが、今年の2月からADSLのサービスが始まったそうで、宿などには無線LANが使えるところも多くなっているそうだ。