仕事で関係するCATV事業者の立場で、総務省関東総合通信局を表敬訪問した。 もともと、地域情報化などに関わっていたこともあり、仕事の話とは別にU−Japan政策に明言化されたブロードバンド未解消地域0の実現についての話題に盛り上がった。 かれこれ10年近く、ルーラルエリアの情報化に関わってきたのだが、いよいよ次の5年が、その最終仕上げになるようで、個人的にもこの実現にはいろいろと関わっていたいものだ。 この中で、以前にもまして無線によるラスト1マイル解決というのが注目されているようだが、これは10年前からなにも変わっていない。 しかし、 10年前と比べ、光網の整備や光要素部品の低廉化などが進んでいるので、無線の使い方も10年一昔のラストマイルが効率的かは、根本的に検討すべきだろう。 また、コンテンツも放送型となった場合、マルチキャストというプロトコルと無線の性質を考え、本当にエッジが無線が有効かも考え直すべきだろう。 新しい無線通信の利用の仕方などについて、いろいろと考えさせられる年となりそうな予感がする。