WPMC2006(The 9th International Symposium on Wireless Personal Multimedia Communications)に出席する。 初日の午前中は、二つのキーノートセッションが、パネル形式で行われた。 全体として携帯電話ビジネスの飽和感が浮かび上がったように感じられるのと、Wi-Maxにたいする期待感が、ひところの熱がなくなったように思われた。 午後からは、パラレルセッションとなり、午後の遅い時間に、我々が行ってきた無線LANをつかったシームレスハンドオーバーの発表を担当が行った。 パラレルセッションの数か多いのと、その分類が、いまひとつ類型化が不明瞭なため、どうも盛り上がりに欠ける感が否めない。 国際会議での研究発表は、成果展開上不可欠ではあるが、各会議の影響度などは、参加してみないとなかなか判らない物だ。 IEEEやIETFといった、標準化会議で、継続的な提案、議論活動に軸足を置いた方が、民間企業の研究部門としては有益かもしれない。 それにしても、この会場には、一切のインターネット接続環境の提供も無く、会場でのコンセントの提供なども無い。 IEEEもIETFも、こういうことはないのだが、まぁこれはこれで、会議に集中できて良いのかもしれない。
夕方からは、日本の会議にSkypeで参加となり、中途半端な時間となるため、夕食はハンバーガーで済ませる。