同じ村に住んでいるお年寄りが先月他界されたのだが、その四十九日の法事に招かれた。 この地区では、同じ組(集落のなかのさらに小さな単位)の人が葬祭等に参列するのがしきたりとなっているようだ。 今回の場合は、我が家を入れても10軒には満たないが、各戸から1名は参列する。 亡くなられた当人には、ここ数年来行っている味噌つくりを指導してもらったことがあり、多少なりとも直接にお付き合いがあったので、大きな違和感はない。 しかし、実際にこの習慣だと、あまり面識の無い方の催事にも互いが行き来することになる。 もっとも、これから月日がたてば、当人かどうかは別として、各戸との交流は増えていくのだから、まぁ当然かもしれない。 それにしても、未だ名前と顔と家の場所が一致しない人が大半だ....