たまたま、午前、午後と公的な団体(いわゆる外郭団体)の責任者の方と打合せをする。 両方とも総務省のOBの方で、電波行政などに精通されている。 話のなかで、いま進めてるWi−Maxの地域バンド用機器について、具体的な価格や性能の話を紹介した。 最近、どうもWi−Maxについては、制度的な準備が整ったものの、実際にどうやるのか? どんな機器があるのか? というとこで、皆さん戸惑っているようだ。 つまり、話題のわりに具体的なシステムやハードも含めて、はっきりしない状況で、暗中模索という感じだ。 僕は、この地域バンドについて、いち早く提唱した一人であり、昨年来地域バンドの特長である高利得アンテナでの固定的利用の実験を行っていたけれど、今回技術基準が明確になったことから、新しい技術基準に準拠した製品での実証実験を、近々にはじめる予定だ。 製品も、明確に地域バンドを希望する自治体や地域会社でも、ビジネス的なFSが成り立つような価格帯での提供を明示して、説明しているけれど、皆さんそういう具体的な話は、初めて聞きました的な反応をされているのには、いささかびっくりだ。