2.5GHzの割り当てに関する議論が、いよいよ最終局面を迎えて白熱している。 参入グループによる公開討論は、ソフトバンクがリードしたような報道がされている。 しかし、1.7GHzも2GHzも含めて、全体的に再検討するべき状況なのかもしれない。 それにしても、Wi-Maxに対する過度な期待は、どこから来ているのだろうか? 50km/75Mbps 非見通し通信、高速移動可能というキャッチフレーズが、やはり強いのだろうか? Wi-Maxは、TDD方式の広帯域無線通信であって、距離や通信速度、伝播特性は、周波数、電力、帯域幅に依存する。 つまり、なるべく低い周波数で、なるべく大きな電力(アンテナ利得を含む)で、なるべく多くの帯域幅をとることが、スケーラビリティとしては優位になることは自明だ。 とにもかくにも、本当にキャリアは、この周波数で何をしたいのだろうか? 韓国の状況などを、きちんと理解すべきではないだろうか?