とある国プロの委託業務のキックオフミーティングを実施。 このプロジェクトでは、提案段階でサービスイメージなどはあるのだけど、実装についての詳細は、これから決めて行く。 つまり、これから仕様を策定するわけだ。 今回のメンバーは、電子機器の開発経験者などが中心で、仕様策定といってもハードウェアの仕様や単一機器のソフトウェアの仕様策定経験しかない人がほとんど。 このため、ネットワークを介して接続される複数のホストにより実現されるシステムの仕様策定については、どうもイメージがわかないようだ。 どちらかというと、ERPだとか分散DBとかでの、システム構築などをしている、ピュアなソフト系な方にとっては、当たり前のようなことも、ハード屋系にはなかなか馴染みが無い。 ところが、そのくせフレームワークとかシステムなんて言葉だけは計画のなかで使われたりしちゃうところが、お茶目な感じだ。
とにもかくにも、いたずらにモノをさわったり、調達したりする前に、徹底して仕様策定をさせることが重要なので、今日のキックオフではそのあたりを強調しておいたけど、はたしてどの程度伝わっただろうか。