仕事の打ち合わせで、取引先との契約書についてLawyerを入れて打ち合わせをする。 僕は、基本的に取引先との諸契約などは、どんなに些細なものでも必ずLawyerにチェックをしてもらっている。 このことは、会社が小さい時からずっとしていて、自分で契約書をみてコメントはするれど、基本的には全てのチエックは必ず専門家に依頼している。 こちらとしては、何を守りたいか、何を得たいかなどの基本的な事をLawyerになげて、その意志を理解してもらい、チエックしてもらう。
ところが、弁護士は費用が高いという理由なのか、中小,零細の場合、基本的には経営者とかが自分たちでチエックして判断したり、その一部を開示したりしてコメントを得たりするケースが多いようで、今日もそんな一場面があった。 しかし、情報は常にそうだけど、誰かのフィルターを通したり、オフセットがかかった瞬間、そこにリスクが入り込む。
これは、技術の仕様書や要件定義等のチエックもそうだけど、中途半端な素人考えが、専門家に情報を渡す前に介在すると、かならず齟齬が生じる。
結局経営者がどれだ順法意識をもっているかは、俺が見てから弁護士に聞くというスタンスか、まず専門家にみてもらってからとするかという点で、なんとなく判るものだ。