ワイヤーアンドワイヤレスが実質的にKDDIの傘下になった。 これで、携帯キャリア各社は、無線LANの公衆サービスを、各社ともにそれなりの規模で傘下に組み入れたことになる。 実際、単独事業としての収支は、ARPが限りなく低い無線LANでは期待できないだろうから、携帯のおまけ的位置づけになるのは、仕方が無いだろう。 かつては、有線ISPのおまけがメインだったけど、今後は(有線+携帯)のおまけになるわけだ。 こうなると、携帯を持たない有線系通信事業者の無線LANは、いささか分が悪くなるのだろうか?
いづれにしても、無線LANはとにかく普及し、端末も多様化し、使えるところもひたすら増えているのだから、この利便性の普及は必定ということになる。 今日も、某自律系無線LANを展開しているスペインの某社と打ち合わせで、彼らのバラまいたルーターでIEEE802.11 FIAを実装する話なんかをしたが、これなどはある意味独立系で面白い。