知り合いの大学の先生から、情報系の大学院生に対して物理層な講義を2コマしてほしいという依頼を受けた。 物理層全般だと、ちょっと範囲が広すぎるので、本業の無線通信について、概説を行なうことにして、その資料作りをする。 90分x2コマなのだが、アンテナからビットまでの技術要素を、空中線、変復調、多重化、多元化等の概要で説明することにした。 無線工学的に、きちんと数学的解析をしていたら、空中線だけでも時間が足りなくなるので、極力基本的な事を判りやすく、かつ実践的な視点で解説するように資料を作ってみた。
書き出すと、あれもこれもと思ってしまうので、なかなか納得はいかないのだが、日頃の自分の理解を整理する上でも、こういう機会はありがたいものだ。