Wi-Fi Allianceの今回のミーティングには、JASPAR (Japan Automobile Software Platform and Architecture)がゲストとして参加している。 彼らは、前々回のヨーロッパミーティングにも参加していて、車の中でのWi-Fiの利用シーンにおける相互接続性を求めている。
Bluetoothは、多くの車に搭載されているが、車種やデバイスによって、サクッとピアリングが出来ない事が多々有り、そのサポートに自動車メーカーはかなりのリソースを割いているそうだ。
いまや、1人一台以上Wi-Fi 端末を持つ時代になったので、当然ながら車のなかで使う人も増えている。 専用カーナビがスマートフォンと連動したりする利用シーンは、簡単に想像できる。 そこで、なんからの安心して使える仕組みが欲しいという事だ。
もっとも、車の中で使うということと、車そのものを接続して制御するということは違うので、エンターテイメント系では車専用に何らかの特殊な接続性要求というのは、沢山はないだろう。
そんなわけで、個人的にはいま議論しているWi-Fi Docking という標準化の中にあるCar Docking で議論して、きちんと整理できれば良いのではと思っている。 ちょうど、今回はCar Docking のUse Case の提案があったので、コメントして少し議論したら、Co Authorにされてしまった....
おそらくは、近い将来に普通にWi-Fiが車に乗る日が来るだろう。