今日は、たまたま朝から知財関係な打ち合わせが重なった。僕は、ベンチャー企業にとって、特許等の知財が必ずしも効果的とは思ってない。
もちろん、請求項のとても少なくて強い発明ならば良いけど、屋上の上に屋上を重ねたような、請求項がいくつもあるようなものは、相当な数をもっていないと意味が無い。
特許の維持管理費用は、決して安くなく、そのROIが見えるケースは、本当に稀だ。
それにもかかわらず、VCとか金融の人って、直ぐに知財はどうなってますかと聞いてくる。なので、僕はROIがあわないので、独自技術を公知化する戦略ですというのが、いままで取ってきた手法だった。
しかし、業種によってはこういう戦略が適していない場合もあるので、今日はその辺りの専門家と午前中に打ち合わせをしていた。
まったくの偶然なのだが、この打ち合わせをしていた近くで、今度は別な案件につてい、クライアントと知財の打ち合わせとなったので、今日は知財の日ということにしておく。
夕方、新幹線で大阪に移動して、元部下らと会食。関西は、なんか元気がいいなぁ。