夕方まで時間があるので、朝一番でベルリンから30分くらい東に行ったDallgowにあるReitschule Kawashimaへ。オーナーは、日本人の名前なんだけど、お父様が日本の方とのこと。ただし、日本語はまったく話せないということで、3人のドイツ人の人と一緒に、一鞍ほどレッスンライド。
お相手のSchlumpf君は、なかなかにがっちりした九歳雄馬。普通にまずは馬の手入れから初めて、馬装も各自行う。ここは馬場馬術がメインなので、初めてのEnglish Saddle。あと、裏掘りしたら、蹄鉄を打っていないことを発見して、これも初体験。
とりあえず、敷地の周りをぐるりと常歩で回ってウォーミンクアップ。その後、長方形の芝馬場で、各自が速歩、軽速歩、駆歩を交えて運動。適時、自分で手前を変えたりコースを変えて、真ん中にいるオーナーが気づいた事を都度指示する感じで、みっちり一時間楽しめた。
初めてのEnglish Saddle は、なんだか足下が軽く感じて、最初は落ち着かなかったけど、慣れて来たら気にならなくなった。あと、鞭も持たされたんだけど、こちらは全く使うことは無かった。
終わったあとは、馬装を解いて、手入れをして、食事を与えてと、なんだか普通にクラブにいるみたいで、とてもフレンドリーな朝だった。
折角、東側まで来たので、帰りはポツダムに回って、Sanssouci Palaceを見学。冬のこの時期だからなのか、特にガイドツアーチケットなども待つ事無く、あっさりと買えた。ちょっとツアーまでの時間があったので、宮殿の前にあるMövenpickでランチ。昔、 Mövenpickが東天紅と提携して日本に出て来て、新宿センタービルの別館にあった頃は、よく朝食のバフェに行った事を思い出す。時間がないので、肝心のアイスクリームが食べれなかったけど、椎茸を使ったリゾットは、香りがよくて満足。
Sanssouci Palaceのツアーは、40分くらいで日本語のオーディオガイダンスも貸してくれる。室内の装飾も作りも、目を見張るものがあるけど、なんといっても外に広がる階段状の葡萄畑が凄い。段になっている部分は、石造りの温室構造になっていて、中に散水できるような仕組みまで出来ている。いまは冬で何もないけど、夏から秋にかけては、素晴らしい景色になることが想像できる。
一旦、ホテルに戻ったあと、ベリルン在住のIEEE802.11aiのバイスチェアと一昨日から現地入りしているエディタの3人で、明日からセッションの予定について確認。その後、市内のインディアンレストランで会食。昨日、今日とカレー続きだ。