今日の午後は、組み込み系マイコンコアの会社の方たちと打ち合わせ。僕は、最初にコンピュータを触って、まがりなりにも何らかのプログラムを書いたのは、1975年の高校の実習だった。当時は、計算機室にあた日立のHITAC 10Ⅱというミニコンとテレタイプ社のASR-33で、フォートランのプログラムを書いたことは覚えている。でも、このころは、まったくコンピュータやソフトウェアに対する興味もなく、ひたすら中電圧で使えるX球のリニアに嵌まっていた。
時が流れて、1980年頃に先輩の家で、グリーンモニターの乗った自作のベーシックパソコンで、テープでロードしたスタートレックをやらせてもらったが、まだまだソフトに興味はなかった。
ところが、その後は研究室で周りがみんなマイコンを使い出したこともあり、Z80とか6809でマシン語のプログラミングなどをはじめた。そして、就職して民生オーディオの開発をするようになり、当時ではじめた4bitとか8bitのマイコンでの組み込み系なプログラムを書く仕事がメインになった。
そんなわけで、4bitから16bitくらのいマイコンは、いろんな種類のものを使ったし、言語もマシン語からアッセンブラー、Cなどへと変わりつつ、組み込みの世界にいた。
今日の打ち合わせ先の人達は、やはり半導体業界で長い方が多かったので、もともと「マイコン屋」というと、話が早かった。でっ、今日の肝は、ハードウェアにおけるBOMの壁というはなしで、これはなかなかに面白い展開を想像させられるネタで、ちょっとワクワクしてしまった。