土曜日に山梨の家でちょっと困ったことが発生した。たまに、見かけるの野良猫さんが、我が家の軒下のあたりから飛び出してきた。落ち葉が溜まってるだけで、何もない所なので、なんでそんなとこに居たのかと思って、あとで確認したら、なんと10cmくらの目もあいていない子猫が二匹、落ち葉の穴の中にいる。
我が家では、餌付けはしていないのだが、普段人もいないし、軒下で雨風も凌げるし、落ち葉が沢山あって暖かいし、カラスなどにも見つかりにくいしということで、勝手に営巣して出産したようだ。
親は三毛猫で、どこかに一瞬逃げたのだけど、しばらくすると戻ってきていた。子猫は、二匹とも白黒で、裏山のところで、たまに見かける白黒の野良さんが父親なんだろう。
さしあたって、こちらは餌もあげないけど、脅かしたり、追い出したりしていないので、どこかに行っても、しばらくするちゃんと戻ってきて、子育てをしている。
さてさて、これはどうしたものかと思って、ネットで調べたら、野良で餌付けしていない場合には、結局のところ離乳するまでは、様子見ながら放置するしかないらしい。市役所などでは、どうも特段の対処もしてくれないらしい。
というわけで、週末は困ったなぁ....とひたすら思っていたのだが、今朝出社して、我が社の猫好きな人に相談したら、育児放棄しない限り見守って無事に離乳期を迎えたら、その人が引き取ってくれるとのこと。さらに、親猫も捕獲して、こちらは避妊処理をするのが適切だとのことだ。避妊は、野良でも市から費用が一部支給されるらしいが、会社の人は自分が費用を出しても良いとまで言ってくれた。ただし、もし育児放棄した場合には、すぐに保護してほしいとのことで、とりあえず毎日人がいないので、なんとも不安だけど、そのつもりで対処することにした。
しかし、考えたら山で生活しているような野良君なので、そもそも捕獲できるのだろうか?と不安になった。地域によっては、行政が捕獲器というのを貸してくれるそうだが、北杜市はそんなことはしていないらしい。
ということで、地域のポランティア団体も調べてくれるとのことで、とりあえず事情はともかく、小さな命が無事に育ってくれるのを待つことになった。
日本は、GWということで、すでに朝の通勤電車もガラガラ。明日からは、取引先も皆さまお休みなので、今週はサンノゼでいくつかの打ち合わせのために出張。さすがに、成田空港は混雑してるものの、サンノゼ便は、毎度のことながら、さほど混雑感がない。
順調なフライトで、空港でパートナーにピックアップしてもらい、いつもの博多ラーメン屋で昼食。一旦、荷解きをしてきがえた後、打ち合わせのためにサンマテオまでドライブ。打ち合わせ先の入居しているビルには、なんと今日打ち合わせする案件のクライアントも入居していてびっくり。
打ち合わせの後は、近くの日本食レストランで、仲介をしてくれた現地の知人も合流して会食。ここは、魚屋さんが経営しているお店なので、魚が美味しい。有名なマグロのカマは、注文してから40分はかかるというものだけに、とにかく大きい。
しかし、いつもながら西海岸に来てると、食事は和食中心なのがおかしい。
早朝に、東海岸と欧州の仲間とで、IEEEでの次の活動のためのテレカン。偶然とは恐ろしいもので、今検討している内容に関係するグループが、今日はベイエリアでFace to Face meetingをしているらしい。申し込みをしていないし、厳密には僕には参加資格がないグループなので、東海岸の仲間がリモートで内容確認することにして、まぁ情報のリンクは確保されそうだ。
会議の後は、ひさしぶりにBay Area Ridge Ridersの仲間4人・馬で、Skyline Ridge Open Spaceの北側を中心に、17kmほどのトレイルライド。お相手は、いつものBelaという牝馬。オーナー手作りのサンドイッチで途中でランチをとって、比較的のんびりとしたペースで3時間弱。当初は、もう少し長いトレイルを考えていたのだけど、昨日も今日も90°Fを超える暑さなので、急遽予定を変更。ここのSkyline Ridge Open Spaceは、今までも何度か北側の比較的開けた高台をトレイルライドしているのだけど、今日は木陰の多い南側という初めてなコース。それでも、首の後ろがしっかりと日焼けしてしまった。
一旦、アパートにもどって、汗を流した後は、インダストリーデザイナーのオフィスで、簡単な打ち合わせ。それにしも、このデザイナーチームは、来るたびにショウケースに彼らがデザインした有名なヒット商品が増えてるのが凄い。
夜は、某日本の通信機器メーカーの知り合いと会食。彼は、山梨出身なんだけど、共通の知り合いとか含めて、最近どうも山梨とスタートアップとかの関係が増える気がする。もしかして、山梨って来てる?
今日は、ロイヤーのオフィスから次のミーティング場所への移動の途中に、丁度クパティーノを通ったので、林檎屋さんの本店にあるショップで、新しいPCを購入。色々な意見はあるけど、ある意味割り切ってMac Book ProのTuch Bar付きにしてみた。
夕方早めにアパートに戻って、早速のお引越し。バックアップからの移し替えなので、手間はいつものようにあまり掛からない。それでも、外付けのHDDからなので、そこそこに時間はかかる。
まぁ、判っていたことなので、最初から変換アダプターなども同時に購入していたけど、USBのHDDを接続するにもUSB-Cの壁があるわけだ。とりあえず、ネット環境もそれなりに安定しているのでひたすらデータが移動するのを待つのがほとんど。
というわけで、途中でちょっと買い物に出かけた。時差ボケ対策の一番は、夜中に目が覚めても、サクッと二度寝することなんだが、僕の特効薬は、OriginsのPeace of Mindというクリームなんだけど、丁度手持ちを使い切ってしまっていた。Orginsは、日本にも進出してたのに、二年くらい前に撤退してしまった。幸いにも、こちらのアパート近くにある大きなモールに出店しているので、それを買だしに。なんと、40$以上のお買い上げで、20$の値引きというキャンペーン中なので、4本買ったら、一本あたりのお値段が9$というお得感。これで当面、在庫切れしなくて済む。
買い物から戻って、しばらくしたら無事にPCのデータ転送も終了していた。いくつかの外部のサービスで、デバイスの再認証などをする必要があったものの、まぁサクッとお引越しが終了して、一安心。
これでもしばらくは、何かするとアカウントがぁとか、パスワードがぁとか怒られる事案は発生するのだろうな。そして、きっと近々に、USB-Cのアダプタを誰か持ってないですかね問題とかが起こる予感はする。
今日は、一日アパートに引きこもって、諸々なデスクワークな一日。PCをお引越しして、一番嬉しいのは、起動がめちゃくちゃ早いことかもしれない。食事の時などにラップトップを閉じても、開けると即座にレデュームしてくるのは、ありがたい。
Touch BarにSiriがいるので、ちょっと遊んでみたんだけど、相変わらずのツンデレ感で、今ひとつ。
夕方、会社宛に届いた荷物のピックアップに出かけて、アパートに戻ったら、ファィヤーアラームが鳴り響いてる。どうやら、いつくかある棟のうち駐車場側の棟でアラームが発生しているらしい。しかし、住民の皆さんは、慣れたもので、外の花壇やベンチに腰掛けて、やれやれって感じで、のんびりしている。案の定、しばらくしたらアラームは止まった。
アメリカにいると、ホテルとかでも、かなりの頻度で、ファイヤーアラームに遭遇する。おそらく、日本で遭遇する回数と比較したら、桁が違うくらい頻繁だ。そして、そのほとんどが、誤動作だったりセンサーの反応止まりで、実際に消防活動まで始まったのにめぐりあったのは、記憶にあるかぎり一度くらいだ。それも、かなり小さくて、ボヤとも言えないくらいで、消防士が走り回っていたくらいのものだった。まぁ、災難に遭わないんだから、喜ばしいことだけど、こうもしょっちゅうなってると、狼少年モードになっちゃわないのかしらん。
夜は、こちのパートナー、開発仲間と、サニーベールのダウンタウンで会食。昔は、ここもTown & Country Villageだったよねと話したら、当地のパートナーに古すぎるって突っ込まれた。Palo Altoには、まだ残ってるけど、ベイエリアにやたらあったあの黄色い看板の古き良きモールは、もういにしえらしい。
IEEE802.11aiの標準化の経緯を取りまとめるために、あらためて過去の記録などを掘り出していると、なかなかに面白い。
2005年9月にLAのGarden Groveで開催されたInterimで、TGuというタスクグループで最初の提案を同僚がしている。このTGuは、HotSpot2.0となる規格の標準化で、この時点でTGとなって一年が経過していた。
そういう状況のTGに、MIS(Mobile Internet Service)で開発、採用したMISPというプロトコルの提案を、持ち込んだわけだ。結果は、それってセキュリティの話しだよね? 11iを変えるってことなの?などなどの、質疑が議事録に残っている。まぁ、はっきり言って、途中から出てきて何言ってんだお前らは的な反応で、たらい回ししようとしている様子が伺える。
僕たちは、その後、このTGでマネージメントフレームが帯域消費を著しくしていることの測定データを示したりしたのだけど、いまひとつサポートを得られることなく、しばらく標準化推進が停滞することになった。
その後、日本でのフォーラム型標準の推進の流れが出て、2009年に再挑戦することになるのだが、そのあたりもデータを整理してみよう。
夕方、ちょっと買い物に出たあと、夜は当地で世話になってる知人と、軽くスポーツバーでビールで一献。
帰国日の日課となっている洗濯と冷蔵庫整理をして、昼の便で帰国の途につく。飛行機の待ち時間と機内で、引き続き、IEEE802.11aiでの活動の整理で、過去の議事録やら提案資料やらを、少し読み返している。
つくづく思うのだが、人間の記憶というのは、やはり移ろうもので。こんなことあった?とか、あれ、これってこの時だった?なんていうのが散在する。当然ながら、すべての記録が明確でないものもあり、そうなるとこの時点で、書き起こすことが、伝承されることになるわけだ。もっとも、IEEE802の場合には、どっかの行政組織とか議会のように、議事録がなかったり、廃棄されたりしていないので、議事録からでも、それなりに議論の流れなども把握できる。この辺りは、議事運営規則やNormative Textのなせる技だろう。
しかし、それにしても、二次的な情報を得る人は、結局のところ誰かが書いたものであり、原本の議事録やらには届かないのだから、伝承や事後の記録というのが、事実になってしまうわけだ。
まるで、ニュースピークスの話みたいだなと...ふと思った。
そうそう、ちょっとびっくりしたのは、2011年の沖縄でのミーティングって、降って湧いてきたのは、半年くらい前だと思っていたのだが、一緒にあるメモとかみていたら、2011年5月のPalmSpringsでのことだった。つまり、5月に打ち合わせして、9月に開催って、今思うとよく形になったもんだ。
あの話を、仕掛けた某グループの人たちは、いまもそんなことは、なにも知らずにのうのうとしているのだろうな。なんか、ちょっと思い出したらムッとした。
夕方、無事に成田に帰国。機内で「海賊と呼ばれた男」と「沈黙」の二本を鑑賞。ともに、原作は読了しているのだけど、それぞれに尺もな長くて、あまり映画化による違和感はなかった。ただ、「沈黙」は、読んでいるとどんどん内向的になっていく感覚があったのだが、映像だとかなり冷めた視点になる。映像が全体的に鮮やかなこともあるのか、原作にある陰鬱な部分も淡々とした感じだった。
東京の事務所に着いたら、ちょうど某研究会のテレカンの始まるタイミングで、設定を忘れていたこともあり、ちょっと焦った。
ひと段落してから、ちょっと気になっていた山梨の家の庭で連休前に出産した野良さん(最近は地域猫と呼ぶらしい)の様子を電話で確認したみた。どうやら、今週の水曜日までは居たらしいのだが、水曜日以降は連休で皆が家をっ空けていたため、昨日帰宅したらもぬけの空だったそうだ。
特に、他の獣に巣を荒らされた様子もなく、親子ともども居ないというので、きっと食べ物のある場所へと移動したのだろう。餌付けはしないけど、引き取ってくれる人も見つけていたので、ちょっと寂しい気もしなくはないが、自然のなかで、きちんと生きて行ってくれるなら、それに越したことはない。
最近は、街中では、野良猫ではなく地域猫という呼び方をして、避妊したうえで、餌をあげるなどの活動をしている方が多いそうだ。くだんの三毛さんも、まぁ野生な訳はなく、もともとは誰かの飼い猫なわけだ。ただ、我が家の場合には、裏山とかで生きていくとなると、きっとそれなりに野性の本性が強くなってくるのかもしれない。
いづれにしても、無事な巣立ちなことを祈る。
Macに続いて、iPhoneも6Sから7へとお引越し。SIMフリー版を、銀座のアップルストアーで入手しのだが、せっかくなので新しい赤にしてみた。だから、何?って感じではあるが...
ところで、ちょうどアップルの並びにあるCHANELのショーケースをみて、ちょっとびっくり。なんと、壁一面にデータセンターのようなサーバーだかスイッチだかみたいなものがラックに並んでいて、そこからカラフルなイーサネットケーブルが張り出している。そして、作業台のようなワゴンの上にも、実物なイーサネットケーブル。そのして、マネキンさんたちは、カラフルなバッグと衣装というのは、なんだかとても斬新に思えたけど、これってこうい世界を知らない人には、なんと映るんだろう。
この写真をFaceBookにアップしたら、ボストンの友達から、なんと向こうのCHANELブテイックのショーケースも同じデコレーションとのこと。ワールドワイドで展開してるっていうのは、なかなかにすごい。
事務所に帰って、iPhoneのお引越しをしたのだが、こちらもiCloudさんのおかげで、時間はかかってもすんなり無事にお引越しできた。
PC、iPhoneに続いて、今夜は自宅のブロードバンドルータと無線LAN APのお引越し。もともと、我が家は、ISDNの時からOCNエコノミーで、長年にわたり固定IPの契約だった。しかし、ファンレスの小型PCの品質やら、セキュリティメンテナンスやらの手間もあり、数年前に自宅サーバーをレンタルサーバーに引越し、今は普通なPPoEでアドレス一つ振り出されるサービスになっている。
こんな経緯もあり、廉価なブロードハンドルータと昔の古い無線LAN AP(11a,b,g)という二台構成で、家庭内LANを使っていたのだが、さすがにそろそろ11acにしようかなとも思っていた。
というわけで、今日AirMac Time Capsuleにお引越しした。それにしても、つくづく思うのは、Apple製品は、UXが洗練されているということだ。なんのためらいもなく、普通に画面の指示に従って設定していくだけで、いとも簡単に設定が終わる。
これで、GWからの一連のお引越しシリーズは、無事に完了した。
朝テレカンとミーティングを一つずつしたあと、羽田から北九州空港経由で小倉に移動。今日は、スターフライヤーズに、はじめて搭乗したのだけど、なかなかに快適で、LCCといっても、ちょっと格が高い感じがする。シートテレピなんかも、それなりプログラムがオリジナリティがある。たまたま、オーディオチャンネルで、松田聖子のJazzアルバムがあって、聴いたらなかなか素敵だったので、飛行機降りたあとにApple Musicでポチってしまった。
小倉では、QBP 九州インターネットプロジェクトのシンポジウムで、エブリセンスでの取り組みを紹介。QBPさんは、もうずいぶん昔にRoot,Inc.の時に賛助会員になって以来の長いお付き合い。会長はじめ、幹事のみなさまとも、それなりに古くからの顔見知りだったりする。
小倉の街は、数えるほどしか来たことがなく、しかも昼間に街を歩くことなかった。今日は珍しく午後からの講演だったので、駅前でバスを降りて会場まで歩いたら、繁華街を抜けたら川とお城の見える風景があらわれた。
なんとなく、博多にも似てるけど、すこしこじんまりした感じで、なかなかに良い風景だった。
朝、小倉から帰京して、Wi-FILS推進協議会の作業班に参加した後、霞ヶ関方面でもう一つ打ち合わせ。
仕事柄、官公庁の主宰する委員会やら作業班やらから、民間の業界団体の会合などに関係することが多い。また、新しい社会概念の仕組みを作る時には、その啓蒙や社会認知のために、コンソーシアムなどを事業と並行して立ち上げるというパターンを、いくつか経験して来た。
実際に、MISの時には、モバイルブロードバンド協会を設立し、モバイルブロードバンドの在り方や、標準仕様の策定などを行い、それがもとで、国際標準であるIEEE802.11での11aiに発展した。
こういう業界団体の運営で大事なことは、我田引水ではなくて、いかに中立で公平な組成をするかということで、当然ながらそのTopを努めていただく方の人選が重要になってくる。
今日も、とある業界団体の設置に向けた意見交換をしたのだが、おのずと大手企業の経営トップクラスや有識者という話になる。そして、日本の場合には、有識者というのは、圧倒的に大学の先生になるようで、しかも旧帝大というのが王道のようだ。
この辺りは、日本が独特なのだろうか? たまたま、IEEE-SAのトップマネージメントが来日して、関係する官公庁を訪問する手伝いをここ何年かしてきた。そんななかで、日本の官公庁や公的な研究機関の役割などを、彼らにプレゼンすることもあった。そこで、出て来た質問の一つに、「なんで日本の委員会とか団体は、トップが押し並べて大学の先生なの?」「大学の先生は、ビジネス創出とかはメインじゃないよね」というのがあった。
言われてみれば、確かにその通りなんだけど、中立公平を前提とするとなると、有識者=大学の先生でとなっているのかもしれない。本当は、民間でも団体や委員会の運営規則などがしっかりし、ガバナンスが確立できれば、民間所属でも問題ないのだが、日本では集団の意思決定やガバナンスというものが、あまり確立していなからなのかもしれない。
というわけで、今日も意見交換のなかで、有識者だとしたら誰かしらな話になって、あんな人やこんな人のお名前がポロポロと出て来たりした。早速、関係業界のトップクラスの先生ともちょっと個別に相談したら、やはり同じような名前がでてきて、なんとなく意見集約できそうなところが、著名な有識者のすごいとこなのかしらん。
今日は、大学時代の友人夫妻が乗馬をしたいということで、昼頃に遊びにくることになっていた。ところが、あいにくと昨夜から本格的な雨で、残念ながら乗馬は中止。それでも、軽井沢からあしを伸ばしてくれたので、清里で合流して、長坂の古民家イタリアンで、昼食を一緒に。卒業後、あまり会う機会がなかったのたが、たまたま半年くらい前に再開して、乗馬の話しをしたら、ぜひ体験したいということで、今日の予定になった。今日は、あいにくだったけど、また日程を調整して、ぜひ乗馬も体験してもらいたいものだ。
今夜は、Sunnyのオーナーと、この前の競技会の反省会という名目で一献。雨のせいで気温が低くて寒いのに、灯油がもう切れているからストーブもつけれない。ということで、せめてもの暖をと、献立は軍鶏鍋にしたのだが、さすがに季節感がないなぁと思い、急遽裏山で山蕗を摘んで酢味噌和えにした。たまたま、スーパーで見かけた葉生姜もあったので、この二品で晩春の味を演出。
しかし、昨日からちょっと食べ過ぎたのか、最後はきつかった....
雨も止んだので、久しぶりに相方といつものコースへ。ただし、今日は湿気も高いので、無理をさせずにゆっくりと、反応をみながらペース調整などをして、10km弱の騎乗。
帰り道で、ちょっとたらの芽が目に入ったので、立ち止まって摘むことに。しかし、馬にのってると、高さ的に高いとこのも詰めちゃうのが嬉しい。でも、僕が手を伸ばそうとしたら、先に相方がパクリ。おいおい、馬もたらの芽食うのかよ....
普段は、道草を食わせないようにしてるのに、さすがに自分が道草とってる状況だと、相方に駄目とは言えないので、ふたりで道草コンピになってしまった。
しかし、ちょっとだけだっので、天ぷらにするのも面倒。ということで、夜にラザニアにトッピングしていただきました。
国際標準化の会合の日本への誘致について、知り合いの研究者の方からご相談があったので、6年前にIEEE802のワイヤレスインターリムを沖縄で開催した時の資料などを見返してみた。
IEEE802の場合には、一週間に渡って大小合わせて17部屋くらいの会議室が必要なので、日本のホテルなどで開催するとなると、それだけでも億単位のコストになってしまう。
日本の各地にある会議場などは、ホテルなどに比べるとかなり廉価ではあるけど、アメリカでの開催とは大きな差が出る。というのは、アメリカの場合には、ホテルにある会議室を使う時には、ほとんどコストが発生しないからだ。
国を挙げてのMICEの推進で、各自治体や官公庁が助成金をつけてくれるので、タイミングと場所によっては、そこそこに誘致しやすいのだが、まぁそれでも参加費だけで支出を賄うような会議の誘致は厳しい。
また、IEEE802では、さしあたって向こう2年くらいの予定は決まっているので、単年度予算が中心の日本の公的機関などが誘致するのは、これまた難しい点がある。
というわけで、今日のご相談相手には、残念ながらあまりご期待に添えるような回答はできなかったのだが、この辺りのことは標準化に関わる人たちには、ある程度認識しといてもらいたい話なので、一度どこかでまとめおく必要がありそうだ。
しかし、僕が標準化に関わってる間に、もう一度くらい日本でIEEE802開催してほしいなぁ...
今日は、午後に新横浜で打ち合わせで、移動時間がなかったので山手線で品川に出て、新幹線に乗ることにした。
山手線に乗るときには、Suicaで入札していたので、品川では特急券だけ買えば良いかと思ったら、Suica は使えないので、乗車券を買うことに。そこで、窓口にいって乗車券を買うことになったのだが、まず品川までの乗車券はSuicaを渡すと電子処理してくれる。ところが、品川からの乗車券は、現金かクレジットカードによる購入で、Suica は使えませんとのこと.....
これは、なかなかにビックリで、もう開いた口が塞がらない。Suicaの導入当初ならともかく、もういい加減にこんなオペレーションはないと思っていたのだが甘かった。
品川までの乗車券の清算はできるのだから、多分に技術的な話ではなく、運用の話だと思うのだか、JR東日本と東海の非連携に困ったものだ。えきねっととかでも、新幹線の切符は、東海のエリアでは発見もできないというのも、常々不便だと思ってる。
ショッピングの会員カードとかじゃなくて、交通系ってそもそも相互乗り入れしているんだから、こう言うのは高い優先順位で改善すれば良いと思うのだか、どうも顧客の利便性はあまり重きを置かれていないのだろうか?
今日の午後は、ITRCの研究会に参加するため、茗荷谷の筑波大キャンパスに。僕は、茗荷谷から後楽園のほうにすこし行ったところにある、文京区立茗台中学校の出身で、この辺りは教育大学の時代によく通った。
実家は、豊島区の南大塚で、JR大塚駅の近くだったので、当時は都バスで通っていて、帰りはなにもない学校近くから茗荷谷駅あたりまで歩いたりしていた。また、僕は越境だったのでバス通学だったけど、学区域の同級生たちは、このあたりがいわゆる地元なので、一緒に遊んだりするのもこの辺りだった。
久しぶりに茗荷谷の駅に降り立って、ちょっとビックリしたのは、都バスの大塚営業所が更地になっていたことだ。もともと、春日通りは、大塚から錦糸町・厩橋行きの都電が通っていて、その車庫跡がバスの営業所になったので、なかなかに大きな敷地だった。
あの頃は、バスの通学定期とかを買うのには、この営業所で買う必要があり、ここにも何度か立ち寄っていたので、まるまる更地になっていたのは、少し寂しい。
研究会では、前阪大総長の宮原先生と、ITRCの設立発起人でもある藤原洋氏の対談もあって、これはなかなかに聞き応えがあった。
研究会のあとの、意見交換会の会場が茗荷谷の駅の裏側のお店だったのだが、このあたりも拓大や切支丹坂方面に同級生が多くいた懐かしい場所だったけど、いまや全く当時の面影はなかった。
それでも、なんか懐かしい匂いがするのは、人の記憶のなせるものなのだろうか。あの頃、茗荷谷の駅の上には、教育ビルという名前の駅ビルがあったけど、あのネーミングなんて今思うとどうよって感じだ。
今日のITRC研究会では、PIOT分科会で情報流通を取り巻く動きについて、そのあとの企画セッションではIEEE802.11ai標準化の話しをさせてもらった。
IEEE802.11aiは、もともとITRCのコアなメンバーとスタートとしたMISで開発したプロトコルが元だ。まだ、いまのようにWi-Fiが街中で使える前に、街中インターネットを掲げて、インターネットにモビリティを与えようという発想からスタートしたものだった。
そして、当時はパソコンを対象として、せいぜいノマデイックな利用までしか考慮していなかったIEEE802.11を、モバイルコミュニケーションでも使えるようにという転換をするターニングポイントだった。
昨年の12月に標準化が終了し、メジャーチップベンダーやセットメーカによる実装フェーズに入ったことから、今日は標準化活動を振り返った話をして、若い人を、国際標準化という領域へ誘うことができればと話しをした。
そんなわけで、この機会に少しだけ11aiの活動をデータ的に整理してみたので、ここにも貼っておこうと思う。
まず、この標準化でどのくらいの会議をしたかというと、下の図のように7年間で、電話会議、本会議、アドホック会議合わせて、累計で427回の会議をしたわけだ。実会議は2時間、電話会議は1時間が単位なので、ざくっと平均1.5時間とすると、640時間くらいになる。これなら、どこぞの政党でも、審議が十分に尽くされていないなんてことは言えないだろう。
次の地図は、この間に開催された会議の開催場所なのだが、世界40箇所くらいで、複数回開催された場所もあるけど、まぁよく飛び回ったものだ。
その下の棒グラフは、これらの会議に向けて提出された資料の数と著作者の数で、同じドキュメントが複数修正して提出されるためUploadが提出された数で、Submissionがオリジナルの数を示している。これをみると、初期の一番提案の多い時期には、年間800くらいの寄与文章が70人くらいの寄与者(複数著者も一人としてカウント)から提出されたことになる。
このように提出された寄与文書をもとに、議論を重ねて、執筆された標準仕様は、Draft1.0から逐次書面投票に付されて、そこで提出されたコメントに応じた改定を繰り返した。そして、十分な改定がなされた時点でワーキンググループからスポンサーというより広い範囲での書面投票に移行し、同様のコメント受付と改定を繰り返した。最初のDraft1.0では、1380のコメントを受けて、74%の賛成だった。承認には75%以上の賛成が必要なので、このDraft1.0は、承認されなかったわけだ。つぎの、Draft2.0では無事に85%の賛成で承認されたが、コメントがたくさんあって、それに対する改定を進め、2013年9月のDraft 1.0から3年かけて、2016年9月のDraft 11.0でついに最終承認となった。
このように長い時間を要したものの、自分たちの提案した技術が、世界中のスマホや無線LANに搭載されるということは、やはり感慨深いものがある。
というわけで、以下の8つの質問のうち、YESが三つ以上のある若者は、いろいろな支援策も検討されているで、ぜひ国際標準化という仕事に取り組んでほしい。
1.英語のスキルを、磨きたい。
2.ハワイの巨大リゾートホテルには、行ってみたい。
3.アメリカンなステーキを、たまに食べたくなる。
4.メジャーリーグを生で見たい。
5.本場の、オペラやコンサートに行って見たい。
6.マイルやホテルのリワードブログラムを、貯めている。
7.レアなスコッチとかに興味がある。
8.ゲーム理論とか、戦略ゲームとかが好きだ。
研究会のあとは、MISの頃から一緒に取り組んで来たITRCの仲間と、MISでの規格化などを推進してくれたモバイルブロードバンド協会の皆様が集まって、標準化採択のお祝いの会を開催してくれた。モバイルブロードバンド協会の前理事長のG先生や総務省の課長さんもご多忙のなか参加いただき、とても楽しい会だった。
標準化は、時間もかかるけど、一人では何もできない。実際に、こういう支えてくれた皆様がいて、はじめて結果がだせる仕事なのだ。というわけで、あらためて多くの人に感謝の気持ちを伝えるとともに、後進のために記憶を少しでも記録にしておく。
朝は、Sunnyで一鞍練習。少しずつだけど、いろいろと混乱していたことが整理されつつあって、まぁまぁ納得した騎乗だった。
午後は、久しぶりに畑の耕作。獣害がひどいので、もうすっかり畑に手を入れるモチベーションが下がっている。そこにもってきて、いつも作業するゴールデンウィークは、出張だったこともあり、今年はどうするか迷っていた。
それでも、同じ組の知り合いが、春先にトラクタを回してくれていたので、せっかくだからちょっとだけ管理機を入れて、三畝だけ畝起こし。
しかし、この時期から定植して、はたしてどうなることやら。
そういえば、連休前に我が家の庭で出産し、そのあとどこかへ移動してしまった三毛さんが隣の別荘地の道路で日向ぼっこしてるのを発見。すぐに逃げずに、こちらの様子を伺っているので、きっとどこかに子猫を育ててるんじゃないだろうか? とりあえず、母は元気のようだ。
いきなり、夏日で暑かった。朝は、来月頭の競技会に向けての最終調整で、相方と12km。今日は、しっかりと登りでは駆け足まで負荷をかけながらも、ペースは保つように調整。自分としては、下りのツーポンイトのチェック。全体して、とてもスムーズで、安心感のある騎乗だった。
かなりの暑さで、発汗量も多かったので、しっかりと給水させたあと、久しぶりに洗馬。なんだか、親バカなのかもしれないけど、今日は気持ち良さそうにシャワーして、すっきりした顔で耳もピーンとしてこっちを見てたので、ついつい写真を撮ってしまった。
Sunnyからの帰りに、夏野菜の苗を入手。家人が庭のミントでシャーベットをつくってくれたので、午後の畑仕事の前に涼をとって、スッキリ。
午後から、昨日畝起こしした畑で定植の作業。今年は、タイミングを逸してるので、葉物がないぶん、手元にあったほうれん草の種を少し蒔いておいた。
もう、どうせ獣害でやられるからと開き直って、久しぶりにきゅうりは、地生えにして、葉物がないから防虫シートもなし。この時期だから遅霜もないので、育苗キャップもなしのないないづくし。雑草避けを兼ねて、藁をとりあえず敷いておくだけにした。
これで、そこそこなら、パイプやらなにやらの人工物がなにもない畑が、一番シンプルで綺麗な気がする。獣害も、まぁ一定量までは、獣とのシェアリングエコノミーと思うことにしよう。
畑仕事の汚れを、たかねの湯で落として、夕食前に庭ミントからのモヒート。今日は、庭のミントがよく活躍してくれる日だった。
今朝の日経新聞朝刊には、「データ流通」宝の山 という、なかなかにキャッチーなリードで、EverySenseの事が掲載された。
EverySenseの事は、日経新聞には設立時も、そのあとも、なんどか記事として取材を受けて記載されてきた。いつもの事だけど、媒体としてのインパクトファクターは凄くて、今日もこの記事をみたという方からの問い合わせがいつくもあったし、某都銀のひとが飛び込みできたりして、ちょっとびっくりした。
日経の場合、技術記事などで、たまにというか結構な頻度で、痛いというかミスリードな記事も多くて、僕もたまにこの日記や他のサイトで、記事に対する批評を書いたりする。
僕にとってメディアとの関係は、一方的ではなくて、互いに伝えるべき事は伝え、批評すべきことはしてというの基本だ。特に自分が取材を受けた記事については、多少内容の齟齬があったとしても、それはこちらの表現力の不足であったり、相手の理解のための背景を読み取れなかったのが原因だったり、多かれ少なかれ自分の責任はあるから、しっかりと受け止めている。
なので、今回の記事も、分かりやくまとまっていて良記事だなと思っているのだが、リードにある「かつて無線LANのプラットフォーム構築で通信業界をリードしながらも資本力に勝る大企業に苦杯を喫した起業家だ」には、苦笑いしてしまった。 いやいや、そこは置いとこうよ......
たまたま、このまえFaceBookで、シリコンバレー在住の尊敬する先輩が、
マッサージ師:「どこか触れられたくないところはありますか?」
私:「うーん、過去ですかね。」
ってのを書いてたんだけど、まさにそれだよWWW。
昨日の今日で、今日は日経新聞の一面に「IoTデータ売買市場 20年にも 国内100社、企業向け 新サービスに活用 」という記事が大きく掲載された。まぁ、こういうニュースになることは良いことなのだが、昨日の記事との大きな差は、この記事の記者の取材の質だろう。
この記事に関係する議論をしてきた経産省の幹部や同様に情報流通の要件などを議論している総務省の幹部と、今日はEU-Japanの会議で昼から一緒だった。そこで、あれってどいうことって感じで、この記事の話題になったら、皆さん2020年なんてタイムスパンはありえないよということで、呆れていたのだ。
昨日の記事は、あきらかに取材された記事なのだが、今日の記事は、記者がどこかに取材して、その取材先の提供した恣意的な情報が含まれているわけで、客観性にとても欠けているわけだ。
というわけで、すでに取り組んでいる会社は、2020年なんてスパンは考えていない。
まぁ、賑やかしという意味では、とても良い記事ではある。
午前中は、ワイヤレスジャパンと併設されたているワイヤレステクノロジーパークで、IEEE802.11aiに関するセミナーで講演。時間があまりなかったのだけど、帰りにちらっとだけワイヤレスジャパンの会場を通過。
LoRaとSigFoxのブースが並んでいて、Sub1Gブームを感じる。無線LANも高速ハンドオーバーとかを打ち出したモバイルシステムとかの展示メーカーもあって、なんだかとても懐かしい感じがする。
そんななか、相変わらずLoRaでxx Km飛びました的な、お前アマチュアかよ的なトークが炸裂していて、本当に悲しい思いがする。スペクトラム拡散もUWBも、Wi-MAXも、いつもいつも日本では、こういう新しい舶来物の無線技術のセールトークを鵜呑みにして、騒ぐ似非技術屋が多すぎる。
よく、無線は飛ばしてみないと分からないと平気で宣う人がいるが、では飛ばしてみたからといって、汎用解をきちんと導出できたのかよと、小一時間ツッコミたくなる。
僕が最初にスペクトラム拡散の無線機を開発した1996年には、当然ながらDSSSで2Mbpsの2.4GHzの無線機なんて、前例がなかった。だから、まず設計値があり、内部のNFやロスを含めたレベルダイヤを書いて、個々の性能検証をした。そして、この時にプロセスゲインを、初めて実感したりもした。こうやって確認した無線機の性能をもとに、コンダクティブな環境での測定などを行い、最終的に製品としてのリンクバジェットなどを確認した。
ここまで来て、次にはアンテナ利得などを考慮し、回線設計の目論見を作ったうえで、フィールド試験を行い、設計との差異の検証をし、不具合や限界値を確認した。つまりは、実証試験をする前に、明確な推論があって然りだった。
しかし、無線の流行りが出るときは、こういうことをなにも考えずに、実験しました、何km飛びます的な話が跋扈するのがとも信じられない。
しかも、そのときのアンテナ地上高や利用アンテナなどの基礎条件も把握しないレベルで騒いでるのをみると、日本のワイヤレス技術者の底の浅さをとても強く感じてしまう。
というわけで、せっかくのSub1Gのサービスなので、おバカなセールストークで踊る人が増えない様に、ワイヤレスエンジニアには、ぜひ頑張ってほしいものだ。
今日の午前中は、Aug/Sum アグリテックサミットというイベントで、農業IoTと情報流通のディスカッションをした。ゲストに、山梨で農業IoTに取り組んでいる知人に、彼らの取り組みを紹介いただいた。そのうえで、情報流通によるIoTデータの流通の有効性について、少しお話しをした。
それにしても、参加された方のうち営農者は、なんと一人。あとは、企業の企画などの方などだ。農業の大規模化による農業法人などは、今は大きなトレンドであるけれど、相変わらず日本には非主業農家もたくさんいる。
主業農家と非主業農家では、規模だけでなくその目的も投資のスタイルも異なるし、そこで生じてる課題も大きく違う。でっ、大規模の農業法人などの場合には、技術投資もそれなりに可能だ。一方で、非主業農家だと、センサーつけてどうのこうの的なとこへの投資は限られるし、そもそもそれによる利便性も小さいから、自ずとCOTSな機器での展開になる。
このあたりの違いって、意外と都会の人にはわからないかもしれない。なので、今日の会議も、いまひとつ土や風の匂いを感じるものではなかった。これって、かつての地域情報化の活動とすごく似てる気がする。
ぼくは、たまたま十数年前に2拠点生活になって、それなりに田舎での地域生活に触れているので、この都会と地域、大規模と小規模の差を、ものすごく感じてしまい、いまひとつIoTと農業とかに距離感を感じてる。
今日の午後は、今週の初めに続いた報道の関係で、雑誌社の方からの取材を受けた。新聞系列の雑誌社なので、この日記に火曜日に書いた取材の質な話になった。火曜日の日経新聞一面の記事は、プロの記者の目から見ても、憶測と創造の産物に見えるそうで、しかも2020年の話というの書きぶりは、あまりにちょっと...とのことだった。
まぁ、これは霞ヶ関の記者クラブの記者の記事にありがちなパターンではある。霞ヶ関のクラブの記者って、エリートというかそれなりの人材だとは思うけど、技術の記事などには、かなり痛いというか酷い質のものがある。
たしかに、過去の記事などを振り返ると、だいたい技術の政策やら戦略やらのネタで、大元に取材できない場合には、その質は落ちるんだろうなと思う。
夜は、情報通信学会のワークショップで、EvrerySenseの解説とパネル。もう一人の登壇者が法制の先生であるとともに、会長の先生も参加者も、総務省の放送行政に詳しい方が多くて、技術というより制度的な視点が面白かった。
そんなわけで、参加者の方と名刺交換したらメデイァな方が多くて、今日は取材も夜の講演も、メディアな日だった。
今朝は、あいにくと昨夜までの雨でコンディションが悪いので、馬場練習を中断。午後からは、東京で打ち合わせと会食。
打ち合わせは、昔からとてもお世話になっている方の会社で、ここ半年以上ご無沙汰していたこともあり、いささか気になって電話をしようと思ってたら、先週先方から電話をいただいた。
会食は、同級生と同級生の営むお店でという、こちらも長いお付き合いの仲だけど、数年ぶりの再会。最近は、SNSのおかげで、リアルで合わなくても、互いの近況が伝わってはくるのだが、それでもやはり直接会うのとは大きく異なる。久しぶりでも昔話から最近の話まで、楽しいひとときだった。
昨日の夜と同じかいじ号に間に合ったので、日帰りで山梨に帰った。帰り道で、家の近くの道で、怪しい動物に遭遇。車の前を横切って、畑の脇で様子をみてるので、こちらも車を止めてしばしお見合い。猫のように見えるけど、ちょっと感じが違う....
ここ数週間、我が家の庭にある山桜の木に、毎晩のようにさくらんぼを食べに不法侵入してくる輩がいる。しかも、さくらんぼを食べた後に、その種だらけの排泄物を、ベランダの手すりとかに残していく。
こちらは、逃げもしないので、家人が証拠写真をとったのだが、顔の真ん中に白い線があり、ハクビシンであることが一目瞭然。ハクビシンは、ジャコウ猫の仲間らしいので、コーヒーの生の実でも食べさせたら、コピルアクでも取れないだろうか...
家について、車を止めたら駐車スペース横の裏山でも、なにかがゴソゴソしている。夜は、鹿がきてることあるのだけど、どうも音的には、もう少し小さい感じがする。
まったく、リアルナイトサファリだわ、我が家も。
午前中は、今年最初の庭の草刈り。ああ、草刈りやらんとなぁ....と思いつつ、毎度のことながら腰が置いのだが、今日はなんとか完結。
午後からSunnyの馬場で、競技会まえの最終確認。馬場ではあるけど、競技会に合わせて、拍車なし、頭絡もトレイル用のものにして30分。騎乗前の調馬索運動のあとに、歩様検査を想定したリーディングの確認もしておいた。
60kmは、初めてなので、いろいろと不安はあるけど、もう今週末なので、あとは相方と自分のコンディション維持だけ気をつける。競技場までは、30分くらいだけど、スタートが早いから前泊しようか思って、じゃらんでみたらスパティオ小淵沢が、まぁまぁリーズナブルなお値段で空いてた。しかも、使ってなかったじゃらんポイントがあったので、それ使ったら差額がなんと50円。50円をApplePayで支払って、予約してしまった。
今日も、日中は暑かったので、風呂上がりはサンセットモヒート。しかし、夕食は、まったく関係なく、草刈りの時に少し摘んておいた蕗の蕗ご飯。でも、両方とも初夏の味だから良しとしよう。
今週は、米国在住のパートナーの方が来日し、ある案件についてのすり合わせのあと、ランチミーティングでスタート。
午後は、打ち合わせと雑誌の取材。先週の記事などもあり、少し雑誌などからの取材が続いてる。記者の人に、うまく理解してもらえるようなメタファーで解説できるように努めるのだが、なかなかさくっとは行かないことも多い。
夜は、学生時代にアルバイトというか居候をスキー場でしていた時の仲間らと、久しぶりに一献。関西在住の年上の大先輩が上京するということで、かつての仲間が集まった。大学も就職先も業界も、まったくバラバラなのだが、学生時代にスキー場で知り合ったことがきっかけで出来た仲間たちで、いたずらに仕事のしがらみがないからこそ、再会しても楽しい。
みんな年齢を重ねて、定年になったり、もうすぐ定年だったりなので、どうしても昔話を懐かしむだけになるかと思いきや、まぁみんな元気にいろいろな事をしているので、近況の情報交換だけでも十分に騒がしくて、楽しかった。
改正個人情報保護法施行という今日は、なんだか照らし合わせたように関連するお仕事ばかりだった。
朝は総務省のデータ取引市場等SWG。この会議は、短期間だったけどそれなりにしっかりした議論をして、今日はとりまめと案が示され、皆相応に納得する合意となった。
また、個人情報保護委員会から改正法施行にともうな動きなども解説があった。
午後は、NPO法人 医療福祉クラウド協会主催のMeWCAシンポジウム2017で、テーマは情報銀行。そんなわけで、午前中の会議に出席していた関係者四人が、ふたたびこちらでも登壇。
毎年のことだけれど、このシンポジウムは、関連省庁の皆様がずらりと出揃うので、なかなかに聞きごたえがある。
さて、せっかく改正個人情報保護法施行記念な日なので、関連ネタをひとつ。
今朝、総務省の会議に参加するために、いつものように合同庁舎の受付で、入館者受付票なるものを記入し、入館のための電子タグをもらう。この入館者受付票には、合同庁舎なので訪問する省庁名、部門、担当、用件とともに、訪問者の氏名、会社名、電話番号などを記載して提出する。
この受付票の注意書きには、「受付票により知り得た情報は、入館管理以外の目的には使用しません。また、必要がなくなった際には速やかに廃棄します。」と表記されています。また、この受付票の欄外には、中央合同庁舎第2号館と記載はあります。
というわけで、まぁ個人情報の利用目的として、"入館管理" は明示されていますが、それは誰が使うのかは、残念ながら不明です。そして、この票を渡すと、なにかしらの情報をPCに入力しているようですが、なにを入力しているのかも不明です。さらには、"速やかに廃棄"とはあるものの、それはどのくらいの期間なのかは不明です。そして、これらの業務は、委託された民間の警備会社の方がされていますが、主体が合同庁舎管理室などであれば、第三者提供のようになりますが、その旨の開示はありません。
さぁ、ここで、本日からの改正個人情報保護法施行では、この受付票は、はたして十分に合法なのでしょうか? なんて課題を、考えてみるのも、こんな日には良いかもしれません。
国会では、印象操作という言葉が流行ってるらしいが、一方的に流布される印象というのは、なかなかにめんど臭い。真野さんは、こう言ってるから....みたない話を、私の知らないところで話す人がいる場合、それを受け取る人のすべてが、私にことの真偽を確認してくれるわけではない。たまたま、それを聞いた人が、別なパスでxxxって聞いたんだけどと言ってくれれば、こちらの考えとの違いを是正したり、ことの真偽を伝えたりできるけど、そんなことを言われることさえ知らないことはある。
これが、まぁ外の世界ならそれなりに情報が流れるけど、ある組織の人に話したことが、その受け手の解釈だけがその組織の中に共有されてしまうと、面倒極まりない。
悪意があるかないかは別にして、レガシーな組織だと、こういうことは頻繁にある。個々の人が外部に接することができる文化が薄く、内向的な会社はとくにそうだ。
というわけで、今日もとある打ち合わせで、はぁ?と思う事を聞かされて、まったく面倒くせーなと思ったわけだ。しかし、放置もできないので、是正のためにフォローしないとならないのは疲れる。
こういうキャラというか文化って、地域性がやはりあるんだろうか? ぶぶ漬け出されても、素直に受け止めてはいけないってやつは、本当なのかしらん。