今朝の日経新聞朝刊には、「データ流通」宝の山 という、なかなかにキャッチーなリードで、EverySenseの事が掲載された。
EverySenseの事は、日経新聞には設立時も、そのあとも、なんどか記事として取材を受けて記載されてきた。いつもの事だけど、媒体としてのインパクトファクターは凄くて、今日もこの記事をみたという方からの問い合わせがいつくもあったし、某都銀のひとが飛び込みできたりして、ちょっとびっくりした。
日経の場合、技術記事などで、たまにというか結構な頻度で、痛いというかミスリードな記事も多くて、僕もたまにこの日記や他のサイトで、記事に対する批評を書いたりする。
僕にとってメディアとの関係は、一方的ではなくて、互いに伝えるべき事は伝え、批評すべきことはしてというの基本だ。特に自分が取材を受けた記事については、多少内容の齟齬があったとしても、それはこちらの表現力の不足であったり、相手の理解のための背景を読み取れなかったのが原因だったり、多かれ少なかれ自分の責任はあるから、しっかりと受け止めている。
なので、今回の記事も、分かりやくまとまっていて良記事だなと思っているのだが、リードにある「かつて無線LANのプラットフォーム構築で通信業界をリードしながらも資本力に勝る大企業に苦杯を喫した起業家だ」には、苦笑いしてしまった。 いやいや、そこは置いとこうよ......
たまたま、このまえFaceBookで、シリコンバレー在住の尊敬する先輩が、
マッサージ師:「どこか触れられたくないところはありますか?」
私:「うーん、過去ですかね。」
ってのを書いてたんだけど、まさにそれだよWWW。