昨日の今日で、今日は日経新聞の一面に「IoTデータ売買市場 20年にも 国内100社、企業向け 新サービスに活用 」という記事が大きく掲載された。まぁ、こういうニュースになることは良いことなのだが、昨日の記事との大きな差は、この記事の記者の取材の質だろう。
この記事に関係する議論をしてきた経産省の幹部や同様に情報流通の要件などを議論している総務省の幹部と、今日はEU-Japanの会議で昼から一緒だった。そこで、あれってどいうことって感じで、この記事の話題になったら、皆さん2020年なんてタイムスパンはありえないよということで、呆れていたのだ。
昨日の記事は、あきらかに取材された記事なのだが、今日の記事は、記者がどこかに取材して、その取材先の提供した恣意的な情報が含まれているわけで、客観性にとても欠けているわけだ。
というわけで、すでに取り組んでいる会社は、2020年なんてスパンは考えていない。
まぁ、賑やかしという意味では、とても良い記事ではある。