土曜日に山梨の家でちょっと困ったことが発生した。たまに、見かけるの野良猫さんが、我が家の軒下のあたりから飛び出してきた。落ち葉が溜まってるだけで、何もない所なので、なんでそんなとこに居たのかと思って、あとで確認したら、なんと10cmくらの目もあいていない子猫が二匹、落ち葉の穴の中にいる。
我が家では、餌付けはしていないのだが、普段人もいないし、軒下で雨風も凌げるし、落ち葉が沢山あって暖かいし、カラスなどにも見つかりにくいしということで、勝手に営巣して出産したようだ。
親は三毛猫で、どこかに一瞬逃げたのだけど、しばらくすると戻ってきていた。子猫は、二匹とも白黒で、裏山のところで、たまに見かける白黒の野良さんが父親なんだろう。
さしあたって、こちらは餌もあげないけど、脅かしたり、追い出したりしていないので、どこかに行っても、しばらくするちゃんと戻ってきて、子育てをしている。
さてさて、これはどうしたものかと思って、ネットで調べたら、野良で餌付けしていない場合には、結局のところ離乳するまでは、様子見ながら放置するしかないらしい。市役所などでは、どうも特段の対処もしてくれないらしい。
というわけで、週末は困ったなぁ....とひたすら思っていたのだが、今朝出社して、我が社の猫好きな人に相談したら、育児放棄しない限り見守って無事に離乳期を迎えたら、その人が引き取ってくれるとのこと。さらに、親猫も捕獲して、こちらは避妊処理をするのが適切だとのことだ。避妊は、野良でも市から費用が一部支給されるらしいが、会社の人は自分が費用を出しても良いとまで言ってくれた。ただし、もし育児放棄した場合には、すぐに保護してほしいとのことで、とりあえず毎日人がいないので、なんとも不安だけど、そのつもりで対処することにした。
しかし、考えたら山で生活しているような野良君なので、そもそも捕獲できるのだろうか?と不安になった。地域によっては、行政が捕獲器というのを貸してくれるそうだが、北杜市はそんなことはしていないらしい。
ということで、地域のポランティア団体も調べてくれるとのことで、とりあえず事情はともかく、小さな命が無事に育ってくれるのを待つことになった。