EverySenseの取締役も勤めてもらっている、シリコンバレーのYoshiさんも寄与したD-Labプロジェクトレポートが、とても素晴らしい出来だ。これは、自動車産業のことが書かれているのだが、そのまま他の多くの産業に置き換えることができる。
ちょうど、昨年度にマリーンエレクトロニクス分野の業界のことを調査したのだが、そのままマリーンエレクトロニクスと置き換えて、業界関係者に配りたいくらいだ。
そして、もっと身近に感じるのは、"自動車"を"データ"とか"情報"に置き換えてみても、見事に当てはまる部分が多い。特に、シェアリングのトピックスは、まさに情報流通の要点と重なる。
しかし、悲しいかなVCとかの人でさえ、こういうレポートを、その具象的な部分で理解しても、本質を見抜いて横展開して考える人が少ない。普遍的なもの、本質的なものを掴む力がない人が多いかもしれない。
このレポートの"自動車"を、いくつのモノに置き換えて考えれるかは、良いビジネススタディな気がする。