今朝の某クライアントとの会議は、立席会議室だった。いろいろなところで、立席会議室の話しは、聞いてるけれど、実際に使ったのは初めてだった。
参加者が、それなりにアドレナリンをだして、積極的に参加するという意味では、この立席はなかなかに良い。しかし、時間が経つと、立席パーティ同様に、個別の会話が始まってしまう危険があることがわかった。
ただ、この問題は、会議体のリーダーシップがいれば、問題ないし、プレスト的なときには、ファシリテーターやタイムキーパーをきちとん置くことを決めれば良いわけだ。
午後に某経済誌の取材を受けた後、夕方には最近転職した元同僚と打ち合わせ。彼とは、実にもうすぐ知り合ってから30年くらいになるのだが、僕の中では最も信頼できる技術屋だ、それは、単なる長い年月の付き合いが醸成したものではなく、技術に対する真摯さ、仕事に対する責任意識が、プロとして信頼できるからだ。
いろいろな会社や人と開発の仕事をしていると、中にはもうこの人には頼めないという事も、残念ながら少なからずある。大抵の場合、トラブルの原因は、頼む方にも、頼まれる方にもある。しかし、そのときに屁理屈で逃げたり、仕様がとか実装がという議論から入るのではなく、課題は何か、どういう解決があるかにまず向き合う人とは、長い付き合いになる。
というわけで、彼とまた仕事ができることは、実に楽しい。