今日の午前中は、ICT国際標準化推進会議にて、IEEE802.11aiの標準化の報告。この会議は、総務省が主幹する民間の会議で、日本の産業界がフォーラム型の標準化でも、産業競争力を高めようと平成23年に設置された。
この会議では、具体的な標準化テーマを定めて、その取り組みのモニタリングをするとともに、政策との協調を推進してきた。僕が活動している無線LANの高速認証技術も、この推進会議での推進テーマに採択されており、今日はその報告のために出席した。
実は、会議自体は、なんと2年ぶりの開催だったりするのだが、ちょうどIEEEでの正式出版があったあとなので、総括的な報告が出来た。それにしても、いつもこの会議で話題になるのは、やはり人材育成と企業における経営戦略のなかでの標準化の位置付けだ。
もっとも、デジュールな標準化では、昔からたくさんの諸先輩が活躍されてきて、僕も大昔にITU-DのFG7などに関与した時には、大ベテランのラポータの方が活躍されている背中をみる機会があった。
しかし、フォーラム標準の世界では、若手に背中をみせるような人材そのものが少ない。今日の座長のM先生みたいな人を、いまの十倍とか百倍輩出しないとならないわけだ。なんとか、その一助になれるように、もう一踏ん張りしなくてはと思う会議でもあった。
夜、山梨に戻るのに特急に乗っていたら、くだんの座長な先生から携帯に電話が。ありゃ、今日の会議でなんか余計なこと言っちゃったかなと思ったら、まったく別件の確認だった。