朝は、いま某大手電機メーカーの監査で、よくニュースにでる大手監査法人のコンサル部門の方々とデータ流通についての意見交換。EverySenseでは、データを兌換可能な経済価値に転換することで、流動性を与える仕組みを提供しているのだが、これは証券取引所などに限りなく近い。
ネット界隈では、オークションサイト、中古品売買なとが大きな市場となり、ここ数日話題なのは、ネットでの質屋行為だ。しかし、いづれもリアルキャッシュが絡むので、なかには反社会的な利用形態が必ず現れてくる。
実際の株式取引だと、証券取引等監視委員会という強い仕組みがあるが、データ取引については、いまの段階でさまざまな規制や公平性担保の枠組みが確立されていない。
だからこそ、省庁をまたいで色々な議論をしているのだが、民間ルールにせよ、法制化されたルールにせよ、それを遵守して運営する企業なり組織なりに対するチェックは、第三者的な機関が行う必要がある。
というわけで、まぁ会計監査ほど一般的になるかは別にしても、監査法人のような業態の第三者が、データ取引の監査業務をすることも、将来は十分に考えうるなと期待するわけだ。
今日の午後は、リックテレコムさん主催のセミナーで、このあたりの話を交えて講演させていただいたが、どこまで伝わったかしらん。
夜は、ちょっと必要にせまられて、たぶん20年振りくらいに、シェルスクリプトなんぞを書くことに。しかし、いまや気の利いたテキストエディタさえも、PCには入れてないので、Macの標準のテキストエディタで、ちょこちょこと勤しむ。
それにしても、いまはGoogle先生のおかげて、オンラインでいろいろな人の解説なり説明があるのが、本当にありがたいな。 でも、たった数行のスクリプト書いて動かすのに、小一時間もかかってしまった。あーあ。現役は遠いな....