実験中のデバイスの量産化について、旧知の大手電機メーカーの方々と意見交換。僕は、彼らとは1983年以来のお付き合いなので、もう34年になる。今、一番の上級職の役員の方とも、25年以上のお付き合いだ。
そんな昔に、なんの仕事をしていたかというと、大量生産する民生家電の設計、開発だった。そんなわけで、部品コストや品質に対する価値観が一致するので、とても話がしやすい。
今日の打ち合わせでも、BoMに占めるとある部品の価格が高いというのが、さくっと一致できる感覚で、こういうのは、量産ものづくりをしていた同士だと話が早い。
いまは、ラズパイとか中国製モジュールとか、電子工作的なものが沢山あって、しかも部品ベースでそれなりの数が出るので廉価ではある。しかし、残念ながら量産製品として考えると、決して安くなかったりするのだが、こういう話が通じるのは、所謂民生屋さんだなぁと思った打ち合わせだった。