今日の午後は、大手メーカーの主宰する研究会で講演とパネルディスカッション。主に、大学のメディアセンターなどで、学内システムの構築と運営に関わる人達が中心な研究会。というわけで、まぁかなり知り合いの顔が...
でっ、パネルディスカッションで、昨今のなんでもかんでもクラウドへと移行していくので、システム構築の未来はどうなっちゃうのよ的なパネルディスカッションなどをした。
その中で、僕は一つの極端な状況を想像してみてはどうだろうか話した。それは、すべてのパソコンやサーバーなどが、LTEなどの通信回線でそれぞれが直接にインターネットに接続される状況だ。
すでに、メールにしても、ファイル共有にしても、勤怠管理や成績管理、会計システムも、サービスとしてはインターネットを介した外側から提供可能だとすると、極端な話学内LANが無くても良いじゃんというわけだ。
こういう状況では、なにが問題かというと、おそらくはサービスの外部依存性が高くなることによって生じるリスクで、ある意味でのガバナンス的な課題かもしれない。
となると、こういう状況下でサービスとアクセスを、マルチホーム的に多重化して分散する技術なんていうのが、きっと求められるのかもしれない。
しかし、学内LANの物理インフラを全部撤去して、モバイルルータを学内に沢山設置したら、ネットワーク管理、維持コストって、かなり下がるかもしれない。誰か試算してみたら...