今日の午後は、第七回ネットワーク仮想化シンポジウムの招待講演で、EverySenseのお話しをしたあと、バネルディスカッション。
このシンポジウムは、副委員長を務めるITRCも共催だし、去年までITRCのネットワーク仮想化分科会の副査だったのだけど、去年は不義理をして参加できなかったので、2年ぶりになる。
ネットワーク仮想化とは、物理的なネットワークの上に、仮想的なネットワークを構築することで、複雑、多様化するネットワークの需要に、柔軟な対応が可能となる技術だ。すでに、そのひとつの形態であるSDNなんていうのは、一部産業では、利活用が始まりつつあるが5Gなどのキャリアネットワークなどでは、これからどうなるかが注目されている。
まあ、それはそれとして、僕にとって今日のシンポジウムでの一番のトピックは、某通信キャリアの技術トップの方と久しぶりに再会したことだ。ちょうど、今朝この会社がIoT系のMVNOを買収したニュースもあり、そのど真ん中の人だ。
この話をみると、IoTは通信キャリアによるバンドル囲い込みに行くのだろかが気になってくる。エッジの製品を作る人達にとって、特定の通信回線とデバイスがバンドルされるのは、基本的には回線の選択子が限定されるのだから、望ましくないかと思う。一方で、IoTデバイスを集約したサービスなどをする方も、アプリと通信回線がバンドルされるのは、同様に望ましくないように思う。
それでも、ワンストップサービスというのが魅力的なことは間違いないので、本当にう自律分散協調が必要じゃないのであれば、まぁこの世界も結局垂直統合型になっていくのかもしれない。だとすると、つまんないなぁ.....