午前中は、データ流通推進協議会のIPRなどを審議する審議会。協議会内の各委員会の委員長、監事に加え、会員からも構成員を募った。この結果、各企業の法務、知財担当の方がしっかりと参加してくれることになった。
標準必須特許(SEP)やその取り扱いであるFRANDなどについて、いちいち説明しなくても、ちゃんと言葉の通じる人が構成員になってくれたので、とても心強い。
イノベーションを声高にアピールする企業は多いけど、もし本当に革新的なビジネスであれば、まさにブルーオーシャンを創生することに取り組むのだから、とうぜん新しい社会構築は避けて通れない。
こうなると、スタートアップだろうがSMEだろうが大企業だろうが、一定の割合で、こういうオーパーヘッド的な業務に経営リソースを充当する必要がある。つまり、スタートアップだからなんていう言い訳をしていたら、新しいことは何もできないわけだ。
でも、スタートアップやSMEが単独で出来ることは限界があるのだから、ソーシャライズ力というのが重要だなと痛感する。コミュニティ力ではなくて、ソーシャライズなんだよね...と某省の検討会で主張したけど、この辺りってなかなか通じないので、実線あるのみだわ。