今日は、今回の出張の最初の目的であるANDICOM2018という展示会のブースに行く。今回は、日本の総務省が音頭をとって日本パビリオン的なコーナーを設けて、20くらいの日系企業がブースを連ねるコーナーを用意している。
これは、日本で開催される展示会などでも、国ごとのコーナーがあったりするのと同じだ。こういうのは、まぁ呉越同舟、護送船団方式なんていう批判をする人もいるけれど、真剣に海外への展開を検討している企業には、良いチャンスでもある。
僕も、この類の話は、Root,Inc.の時代に何度かあった。一度は、jETRO主催の日米のIT企業のイベントで、当時無線ルータを開発し商品化をしたので輸出したくて参加した。この時に、募集要項ではプレゼンが出来るとあったのに、申し込み後の手続きには、まったく出てこなかった。そこで、事務局にプレゼンしたいんだけど....って言ったら、慌てて時間枠を調整してくれた。当時、日本の企業でブレゼンしたいなんて言うのは稀だったらしいが、ロングビーチでのプレゼンはそれなりに受けて、テレビクルーにハイタッチされたのを思い出した。
さて、今回の日本ピリオンは、圧倒的に日本の老舗、大手で、アレンジした某省に泣きつかれた感が否めない。そんな中でも、日本のIoT系の企業やSMEも、数社あって頑張っていたのは頼もしい。残念ながら、間に合わなかったけど、昨日あたりは学術系のプレゼンもあったらしい。
もっとも、日本パビリオンとは別に、最大のスポンサーは日本の某大手電気メーカーで、入門表のネックストラップにはロゴがしっかりと入ってる。そして、入り口を入ってすぐには、この会社の得意とする顔認識システムが設置されて、入場者の顔を認識するデモが展開されていた。そういえば、昔ITU-Africaに同じように頼まれて出展した時も、この企業がスポンサーだった。
それにしても、会場内は冷房が効いてるけど、屋外の日差しは、まさに灼熱という言葉のとおり。湿度は、日本よりは低いので、日陰と日向の体感温度の差が激しい。
今日もなるべく、時間のあるかぎりホテルで体を休めていたのだが、徐々にゆっくりではあるが、体内の炎症箇所が治癒しているのを感じる。なんとなく、あと数日でなんとか全快な気がして来た。