データ流通推進協議会で、今年のはじめから協議してきたデータ取引市場運営者の認定基準がようやく完成した。昨年の春先に総務省で取りまとめた報告書をもとに、民間によるルール作りをしてきたものだ。
この認定基準は、データ取引市場を運営する事業者の認定をする基準で、市場運営者としての中立性、公平性などを中心に要件がまとめられたことになる。
この認定基準は、近々に協議会より公開されるが、データ流通には、様々な業態があり、どうも用語の定義などがまだ確立していない点もあるので、説明資料などを引き続き策定することになる。
その上で、9月の終わりに予定されているデータ流通推進協議会の会合では説明会なども開催することになる。
兎にも角にも、データ流通推進協議会として、最初のデリバラブルが完成したことは、嬉しい限りだ。