午前中の霞ヶ関での某打ち合わせの標準化の話で、とある方からIEEEは学会だからというご意見をいただいた。うーん、結局のところ日本におけるIEEE-SAに対する理解というのは、この段階から進化してないのは、かなりショッキングだった。
IEEE802系はもちろんのこと、スマートシティ関係でも、実に多くのIEEE標準が僕たちの生活にはあふれていて、それらはもちろんISO化もされているのだが、そういう構造というか背景って、結局のところなかなか理解されていないんだなと痛感した。
たとえば、スマートシティ関係だって、その背景には実にたくさんのIEEE標準があふているのになぁ。
いまや経済的には、IETF,IEEE,3GPP,W3Cなどのデファクト系というかフォーラム系の標準のほうがマケットに対する影響力があるということの認識が弱いのは、日本がいかにグローバル市場への戦略的な取り組みがないかの現れじゃないのかと思うのだ。国際競争力のためには、日本という島国のなかでの認知をどう底上げするかも課題なわけだな。