三年前に設立した一般社団法人データ流通推進協議会(DTA)の設立時の理事でもある東大の越塚先生の発案で、より大きな産学官のデータ連携をしようという話を、ここ数ヶ月議論してきた。
元々、DTAは業種・業界に閉じないデータの流通を目指して設立したわけで、極端な話一歩間違うと、「はぁ?もうやってますけど何か?」なところだけど、やはりいろいろな視座・視点にたてば決して十分ではない。ということで、今回の提案は、根本的に同じ理念なんだから、まったくの疑いもなく協調するものだ。
とはいえ、日本の社会でありがちな、おらが村の大将根性というか、自分のお手柄主張と捉えられてしまう可能性も否定は出来ない。というわけで、報道発表とともにDTAとしても、ステートメントを発表した。
残念ながら某新聞社さんの報道には、DTAの名前が載っていない。おなじ会社の別系列の記事は、しっかりとこの辺りも記載されているので、こういうのが物事の本質を見抜ける記者かどうかの差なんだろうな。
いづれにしても、これは準備協議への参加の話で、出来あがりの形は、まだこれからの議論になのだが、理念が一致しているのだから、正しい道に進むと信じている。
日本の社会に多くある屋上屋を重ねるような愚行だけはしたくないと強くおもう1日だったわ。