山梨の家にいると、1日に数回は市の防災放送が流れる。我が家からスピーカーまでは、少し距離があるし山沿いなので、反射の影響でいささか聞き取りにくいのだが、まったくわからないわけではない。
小学校の下校時間の案内や火災予防のような定常的なものや、オレオレ詐欺の電話が市内で発生したからという注意喚起もある。そんななか、年に数回は高齢者の行方不明に関する情報がながれる。
昨日も小渕沢で高齢者が1人歩いて外出し、行方不明であるとの放送があったのだが、今日も同じ放送がされた。つまり、昨日の行方不明者は、未だ見つかっていないらしい。いつもは、数時間後とかに見つかりましたという放送があるのだが、2日にわたって捜索しているのは、深刻な状況なのかもしれない。もっとも、小渕沢でのことなので、拙宅とはかけ離れていて、だから何というわけではないが、気にはなる。
昨夜は、同じ集落の中で、拙宅から100mくらい離れたところに、救急車が来て小一時間くらい止まっていた。その後、サイレンを鳴らさずにに救急車だけが帰って行ったので、さほどシリアスな状況ではなかったのかもしれないけど、これもいささか他人事ながら気にはなる。
そんななか、昨日の夕方から我が家も、行方不明者について気になることが起きている。確かにここ数日食事を食べ残したりしていたので気にしていたのだが、チビ野良さんが昨日、今日と姿を見せていない。お隣の保護猫プロな人が言うには、もうかなり臨月状態とのことなので、いよいよ出産のための里帰りをしたのかもしれない。
どこで、出産するのかは知らないけど、無事に出産してくれてるといいのだが。流石に、市役所に電話して防災放送で捜索依頼する訳にはいかないから、あとはただただ再会を待つだけだわ。