とにかく、やたらあっちこっちでデータ連携なお話しが花盛りなんだが、どうも相変わらず技術視点の話しになり過ぎる。データなんてのは、アセットにもプロトコルにも関係なく、もっといえばアプリケーションにも関係なくも存在する。たがら、やれAPIがとかフォーマットがとかいう実装論で物知り顔で語ってるうちは、決して連携も基盤も出来やしないと思っている。
まして、分野別とか業界とかで分けて考えてるのは、結局のところおらが村を御山の大将が築いてるに他ならない。だから、一歩引いてデータという視点で、さまざまや視座から、本質的な部分を探究してこそ、データ連携だと思うわけだ。
そうなると、いよいよ大事なのは、データ連携などをする上でのガバナンスの在り方だろう。ほんとうに、自律分散でデータ連携をするなら、まさに"自律"が重要で、自らを律し、他を敬い、オープンで明確な議論やプロセスがあるかが鍵だろうな。
なんとか、事務局がシナリオ書いて、少人数で準備して、権威にお墨付きもらってなんていうのを、抜け出したいなぁと思う今日この頃だ。