ホワイトスペースの活用方策など新たな電波の利用方策に関する提案に提案書を送付した。 しかし、今回の提案フォーマットは、V・UHF再編の時と同じで、用途、周波数、帯域幅、電力などを記載し、システム提案する形式となっている。
ぼくは、十年以上まえから、こういう垂直統合的な電波制度を辞めて、物理的なスペクトラムの部分と、上流は分離すべきだと主張しているので、今回の提案は、その主旨をコメントし、個別のシステム提案はしなかった。 電話線もドライカッパーになり、光もダークファイバーになったのは、それが適応性、可用性が高く、テクノロジーアゥエアネスだからだろう。 電波も同じで、特定の用途やシステムに強くバンドルした方式を、逐次許認可していくことは、もう辞めてもいいだろう。
特に、今回は隣接チャンネルというか、共用はデジタルTVと明確なので、干渉回避のシステムを一意的に確立できるのだから、その干渉回避ルールとスペクトラムマスクだけを決めて、あとは自由に使わせるべきだろう。 Fcc Part15 HやOfcom(UK)の指針とも連動し、かつ国際標準化へのリエゾンなども考慮すれば、ガラパゴスにもならない。