共同研究をしている防災系のプロジェクトで主催する消防防災科学技術研究推進制度受託研究・公開シンポジウムに参加するため、周防大島に来る。 羽田から山口宇部空へ行き、そこからバスと電車を乗り継いで、大島対岸の大畠というJRの駅からタクシー、結構な長旅。
シンポジウムは、予想を超えた盛況で、200名くらいの人が参加してくれた。 普段の学術系と違い、参加者は大島の住民が多く、防災に関する感心の強さがわかる。 招待講演では、神戸の震災の話が二つ程あり、既に東京在住の僕には、昔の事になりつつある、あの震災の被害の甚大さを再確認させられた。 また、旧知の先生の地域防災とICTの話もあり、技術面での話もありで、なかなか楽しいシンポジウムになった。 会場では、大分から古い知り合いが来ていて挨拶されたりと、これまたびっくり。
夜は、大島商船高専の実習船大島丸で懇親会。 まずは、船内の各設備などを見学させていただいた。 大きな船のブリッジに入るのは、佐世保で海自の艦船を見学していらい。 ブリッジ、エンジンコントロール等の要所を船長に案内してもらい、解説を聞く。 これは、かなり秀逸で、とても文字では書き表せないな...
懇親会のあとは、今夜船に泊まるものだけで、引き続き2次会。 同僚は、しっかり釣り道具一式を持参で、桟橋でひたすら釣りに夢中。 つり上げたばかりの鱸とアジを早速堪能する。 鱸のアライは、とても甘味があって、歯ごたえも良くて、実に幸せな一夜だった。