朝、日本のインターネットの父と言われている某先生と、久しぶりに面談。昔、某通信事業を立ち上げた時には、この先生に顧問に就任いただいたのたが、創業の記者会見の席上で、「世界で一番えげつない通信会社だ」 という言葉を頂戴した。
この表現は、この通信会社がまったくインフラを持たず、インターネットだけを使い、End to Endに拘った事を見抜いて出てきたもので、この時に先生の鋭さを痛感した。
今日も、いま進めてる事案の説明をさせてもらったら、いつも饒舌な先生が暫く沈思黙考したあとに、うっと思うよな鋭い指摘をしてくれた。やはり、判る人は話が早いし、論点も鋭い。
昼前、グループ会社の同僚に呼ばれていたので、なんの打ち合わせかとおもったら、なんと離職の挨拶をされてしまった。彼が離職するというのはまったくの想定外の展開で、正直いって驚愕の極みだ。
僕も、今月末でこのグループからは離れるのだけど、本日付けで離職するというのだから、なんだか先を超されて、一面トップをさらわれた感が否めない。
普通、企業は人であるとは言え、余人に代え難しなんてい人はいないので、人が去っても会社は回って行く。しかし、そのためには、組織がシステムとして機能していることが前提で、属人的なマネージメントで経営している組織では、残念ながらそうは行かない。
だから、それなりのコアの人が組織を離れる時というのは、本当の意味で企業の強さが試される。僕も今月末までしかウォッチはできないけど、元同僚や部下もいるので、あとはこの会社の成長を外から見守るしかない。
赤坂で午後の打ち合わせの前に、久しぶりに砂場で蕎麦。店舗の改修も終わって仮店舗から戻ってきた。やはり、この店は、この場所がいいな。
夕方の便で福岡に移動して、元同僚や研究者仲間らと、いつもの店で魚と焼酎。今日の烏賊は、ゲソまで刺身でいただいた。口の中で吸盤が吸い付く
烏賊って、やはり最高。