2005年にアライドテレシスと経営統合し、2011年に解散したルートの創業メンバーである元部下が退職する事になった。また、既に取締役を昨年退任し、職託として業務をしていた僕も今月末で、業務契約を終了する。
そんなわけで、今日は主にルートのOB達が中心となって、壮行会をしてくれた。アライドテレシスに今も勤務している者、既に定年退職をして引退してる者、他の会社に転職した者など、立場は違うけど、ルート卒業生として沢山のメンバーが集まってくれた。
年齢も既に70歳を超えている大先輩を筆頭に、30代後半までといろいろだ。
特に、今日はルートの創業メンバーで、アライドとの統合以前に退職した先輩も参加してくれて、久しぶりにルートの創業メンバーが顔を揃えて、とても楽しい会となった。
1993年に起業したルート(Root,Inc.)は、2011年までの18年間に、実いろいろな新しい試みをし、無線とインターネットの境界域で、それなりにその存在が認知された会社だった。
そんなわけで、まぁ世間というか業界的には、圧倒的に僕は、ルートの真野さんとして認知されている。
今回、創業メンバーが皆アライドテレシスグループから離れるので、このグループに残る元ルートのメンバーには、自分だけが身勝手な事をしてというような感慨が無い訳ではない。
とはいえ、流石に経営統合から八年もたっており、また元部下も十分な職務経験を重ねて来た社会人なので、心配したりするのは、逆に失礼だろう。
それにしても、今日が最終出社日となった元部下とはルート創業以前からの付き合いだし、ベテランの先輩OBに至っては、新卒で最初に就職した会社からの付き合いで、30年の付き合いになる。
いろいろと環境は違っても、こういう長い付き合いができる関係というのは、とてもありがたいものだ。
今日、参加してくれたメンバーだけでなく、Root,Incに関わった全ての人々には、本当に感謝の気持ちで一杯だ。