LAX在住の台湾人の友人からメイルがきた。 彼とは、もう20年近い付き合いにるが、僕からみたら天才的エンジニアの一人だ。 昔、グラフィック端末(CADなどに特化したユニックス系マシンという感じ)を、勤務先のノースロップグラマンで使っていて、それに不満があったため自分でスピンアウトして、会社を興して開発したりしている。 このビジネスはうまくいかなかったのだが、その後ポケベル関係のビジネスが成功し、パレスパーレスに住んだりしている。 今から10年くらい前に、彼は航行中の民間航空機を無線で多段接続することで、大陸間に大きなバックボーンを作るというアイデアで特許を申請した。 そんなもの、通らないだろうと思っていたら、数年後にしっかりと特許として認められた。 とはいえ、こういう技術がすぐに実装できるわけも無く、パテントホルダではあっても、ビジネスは立ち上がっていなかった。 ところが、最近になってVCがとりあえずいくらかを投資して、実証実験に取り込むこととなったそうだ。 いまは、メッシュネットワークがはやりだし、ちょうど良いのかもしれない。 ちょうど、衛星をつかった航空機へのインターネット接続サービスが頓挫したので、逆にこういうのが面白いかもしれない。