某研究プロジェクトの関係で、欧州の全体会合、オースティンでの標準化会合、シリンコンバレーでの某キャリア系への訪問と続いた、一連の出張が終わり、やっと帰国の途についた。
全体会合も標準化会合も想定の範囲だったけど、最後の昨日のミーティングは、なかなかに刺激的だった。特に、5Gに対する戦略的な捉え方は、なるほどそうなのねという感じだ。つまりは、パケット交換一筋、End to Endなインターネット屋が、回線交換屋さんの本音を聞いてびっくらこいたみたいなもんだ。
フライトが午後からだったので、空港に向かう途中で少し運動して、空港。久しぶりにTSA Preになったし、SFOなのでとてもありがたいなと思っていたら、いまひとつだった。
セキュリティチェックのレーンでは、靴を脱いだりラップトップを出したりはしないかわりに、スキャンを通る時にポケットの中身を空にしてと再三職員に言われるし、注意書きも目につくところにいくつもある。
ところが、僕の数人前にいたご高齢のアメリカ人の方が、ボケットに物が入っていて、スキャナーで引っかかった。しかも、この人は、なんかポケットの沢山ついたアーミーパンツみたいなのを着ていて、どうみてもまだ何かパンパンに入ってるじゃんと思うのに、再びスキャナーに行ってアウト。一旦もどって、ポケットから何やらを出して、再チャレンジするも、まだ何か別なポケットに。というわけで、4回くらい繰り返したら、さすがに職員が横の場所に誘導して、ボデイチェックとなった。
どうも、高齢になると周りのいうことを聞かず、自分の判断基準で一方的に行動をするというのは、洋の東西を問わないのかもしれない。まぁ、ここで説明が悪いとかなんとか言って、職員に逆キレしないだけ良いのかもしれないけど....ちょっとね。
今日は、早めにチェックインしていたことで、こちらも心の余裕があるので、あらあらと思いながらことのなり行きを見守っていたのでした。