本日、訪問先の某社での打ち合わせは、エネルギー関係のお話。そのなかで、四月からの電力の小売自由化って、いまひとつ盛り上がらないよねという話になった。
かつて、通信事業の自由化やインターネットの普及期には、社会問題になるような勧誘や営業展開もある盛り上がりだったけど、ああいう話はあまり聞かない。もちろん、皆無というわけではなくて、いくつかの係争的な事案はネットにも散見するけど、メディアを賑わすほどでもない。
電力は、携帯電話やインターネット回線のように、既存社会基盤に対する+αではなく、ライフラインそのものの切り替えなので、監督官庁の規制も相応に厳しいという背景もあるのかもしれない。
そして、おそらくは消費者にとっても、費用対効果が魅力的ではないというのが現状かもしれない。代替エネルギーも含めて、とてつもない事業者が参入して、それなりの投資をしてきたわけたが、果たして各社これからどうするんだろう。
我が家も、オール電化なので、営業の一つもあってもいいかなと思うんだが、そんなの来ないので、「電力の小売の自由化ってはじまったの?」という感じだ。
夕方から、福岡に移動して、協力会社と打ち合わせ。彼は、元部下で今は独立しているのだが、今回事務所を引越した。その引越した先は、彼が僕の部下だった時に借りていた事務所と同じビルというのが笑える。