今日は、社外取締役を務めていた多言語コールセンター事業者であるブリックス株式会社の株主総会。この会社は、僕の元部下が起業した関係で、株主兼社外取締役を務めていたのだが、とても残念なことに数年前に創業者らの不適切な経営が判明し、いろいろと混乱が続いてた。
僕は、取締役会の一員として、この経営不祥事を見つけ、それを抑止する責務を遂行できなかったことを、痛恨の極みとして捉え、経営が一定の健全性を取り戻すまでは、社外取締役に留まってきた。
今回、財務的な脆弱性が解消されたわけではないが、営業収支を含めてようやく事業が健全化されたので、この機会に社外取締役を辞任させていただくことにした。
24時間対応の多言語コールセンターというのは、インバウンドの増加、東京オリンピック・パラリンピックなど、今後さらに成長が期待される分野であるし、親会社との親和性もあるはずなので、若い人たちによる発展を期待して、引き続き外から見守りたい。