朝、富士の裾野の知人宅を出発して、清水によって干物やシラスを買って、南部、身延を抜けて山梨に戻ったら、チラホラと雪が降り出した。とりあえず、昨日の疲れもあるので、雪がひどくなる前に早めに温泉に行って、体を温めようと準備をしていたら、あっという間に道路にうっすらと積もり出した。
温泉から戻って、夕飯にはまだ早いので、雪を肴に一杯やることにし、DUFFTOWNの97年を開栓。54.8%のカスクトリグスなんだけど、かなりおとなしい。でも、まろやかというよりも、パンチ不足な感じがしなくもないけど、これはこれで飲みやすくて危険なのかもしれない。
アテがなかったので、去年の秋に仕込んだバンチェッタを薄くスライスして、アンチョビと合わせてみた。アンチョビの塩とパンチェッタの甘みがちょうど良いバランスで、なかなかに良い組み合わせなことを発見したのは、収穫かもしれない。
じつは、清水に行ったのはイワシでもあれば、アンチョビでも仕込もうかなと思ったのだが、まぁこの時期にはさすがになかった。ところで、イワシなんて一年中獲れるものだろうけど、カタクチイワシの旬って、いつなんだろう。
雪は、かなり積もったかなと思ったら、19時過ぎには雨になってきた。このまま雪に逆戻りしなければ雪かきしなくて助かる。