今日は、3ヶ月ぶりに病院での診察とホルモン皮下注射。まずは、検尿と採血をし、これらの検査結果が出たら泌尿器科で診察。正直、PSAが再上昇していたら....という不安が頭の中を過ぎる。結果は、PSAは引き続き院内検査の検出可能値以下で、一安心。
女性ホルモンの投与は、副作用がきついので止めたいけど、流石にこれだけ効果があると、止める勇気はない。一方で、持続的投与により癌に去勢対抗性が出てくるのは、もっと怖い。 ということで、やはりあと一年はホルモン投与を継続することになったけど、これは予定通りではある。
前立腺癌のホルモン療法では、持続的投与に対して間欠的投与という療法もある。これは、休薬期間をいれることで、副作用を抑えてQoLも改善できるというのだが、それが適切かは個々人により差があるそうだ。
というわけで、この個人による違いなどは、DNAのシーケンスによりある程度見極めることができるという。実は、こういう部分も内閣府のSIP AIホスピタルの重要な研究分野だったりする。
そんなわけで、僕の生検サンプルについても、DNA検査をしたいので提供いただけないかという相談を、主治医の先生に今日はしてみた。こんなのは前例がないし、取り扱いの問題や手続きもあるので、とりあえずメールでやりとりすることになった。
泌尿器科の後は、放射線治療科での問診で経過確認。全体として、問題はなく、経過は順調のようだ。念の為と自分の興味も強いので、今月にもういちどMRIを撮ることで予約をして、一連の経過観察の診療は終了。
夕方からは、某省で挨拶と打ち合わせをし、夜は旧友と会社近くでワインとジビエで一献。それにしても、診察っていうのは、いつもドキドキだわ。