新年明けましておめでとうございます。今年は、サンノゼのアパートで、元旦を迎えました。旧年中は、公私共々たくさんの方にご支援いただき、昨日の日記にも書きましたが、なんとか乗りきることができました。
さて、本年も欲深き私めは、あれもしたい、これもしたいなのですが、当然ながら「一人でできるもん! 」と言い切れないことばかりですので、引き続きみなさまのご指導を賜りますようお願いしつつ、分野ごとに今年のやりたいことを書いてみます。
元旦早々ですが、今日はSF MOMAに朝から出かけ、Andy Warholとご対面。そのあと、久しぶりにBurlingameに立ち寄って、一回りしたあと、ピザレストランで昼食。
昼食のあとは、ひたすら南下してモントレーの水族館に。生きの良いアンチョビとかアジとか、タコとかイカとかみると、「美味しそうだなぁー」って思ってしまうのが、ちょっとね。
とにかく、この年末年始は、四半世紀以上に渡り数えるのが面倒なくらい来ているベイエリアで、ヨセミテ、サンフラランシスコ湾クルーズ、MOMA、モントレー水族館というメジャーな観光地を初めて訪問する旅からスタートだった。
そんなわけで、2019年も出張で色々と出かけることはあるけども、心にゆとりをもって、初めての場所、初めての文化に触れることもしたいと思うわけだ。
EverySenseやデータ流通推進協議会(DTA)の活動では、今年はとにかく実際のデータの流通や取引によるサクセス事例が出てくることを本当に期待している。また、当然のごとく、国際標準化などにより、我が国が世界の中に明確なプレゼンスを打ち出せるようにしたいと思っている。
具体的には、国際標準化を進めるメジャーなSDOで、しっかりとリーダーシップを取れるアイデアの寄与と活動をスタートしたいと狙っている。
また、DTAでは、データ取引市場運営事業者の認定のスタートを支援しながらも、中立・公平に認定事業者となることも目指したい。
2019年はは、IEEE802.11bcがTGとして標準仕様の策定活動が始まる。すでに、英国のBBCからは具体的なユースケースシナリオが寄与されているが、発起人である日本からは、もう一歩進んだ通信・放送融合型の実証を含めた提案を示し、リードできるようにサポートしたいものだ。
これと並行して、有・無線統合型のエミュレータやそれを含むテストベッドという研究開発の礎となる基盤の整備を推進し、その上で若手の技術者、研究者が独創的な研究に取り込めるような支援をしたいと思っている。こちらも、ある種の融合型な話で、今年のテーマは、技術の融合ということだ。