先週、治療をしている聖路加国際病院の主治医さんから提供(返却?)いただいた自分の生検検体を、DNAシーケンスを調べるために、AIホスピタルのブロジェクトでご一緒しているN先生に届けた。
目的は、この検体からのDNAの検査だけでなく、N先生が専門であるリキッドバイオプシーも行い、相互相関なども調べることだ。というわけで、今日は、採血も行った。
リキットバイオプシーは、血液や髄液のなかに、滲み出た細胞からDNAを抽出し、DNA異常を調べるものだ。この方法であれば、直接に体の細胞を採取しなくて良いので、体への負担が少ない。そして、癌に対する治療効果や転移可能性などを、早期に確認できるとのことだ。
今日は、しばしN先生に素人質問をたくさんしながら、癌細胞の動きやホルモン療法や放射線治療がどう癌細胞と戦うのかなど、いろいろとお教えいただいた。
こういう話しをすればするほど、人間の体の不思議を感じる。そして、いろいろなことを知るのは、ある意味とても納得できるし安心できる。でも、その分、検査をするとその結果が出るまでは、あれやこれや脳内妄想が膨らんでとても怖い。
でも、事実は一つだから、どんな結果でも受け入れるしかないんだよね,..