小淵沢の競技場で開催された八ヶ岳ホースショーに初めて参加した。今回は、エンデュランスホースとエンデュランスライダーで、全乗振3級の経路を走行しようという、はじめての試みをSunnyが発案したので、それに参加する。
あいにくと、天候は雨で馬場はドロドロのなか、会場では障害、馬場馬術、ウェスタンなどの各種競技が、複数の馬場で併催されている。こいう、他の競技を見ることも、僕はいままで経験がないので、見てるだけでもとても勉強になった。
肝心の自分たちの競技は、本番前に仲間の馬がかなり興奮してしまったりと、波乱含みだったりしたけど、僕は検定試験とかではないので、またりと参加。
事前の波乱の影響もあって、最初の走行は歩様もひどくて、ともて恥ずかしいレベルだったけど、拍車を外したあとに、2度走行させてもらった時には、まぁまぁそれなりに走れた。
エンデュランスの馬で経路を踏むのは、例えばマラソン選手が、棒高跳びとか、短距離走とかをするようなもので、ある意味ではかなり無理がある。しかし、人馬一体というか馬と騎手のコミュケーションの修練という意味では、とても重要でもある。これは、騎手もそうだけど、馬もまったく馬場馬術用に調教されていない馬に、経路を踏ませるわけたがら、結構ストレスがかかるかもしれないけど、良い機会だ。
馬にとっても、僕にとっても普段してない事に、はじめてチャレンジしたのだが、とても良い勉強になった。たぶん、馬場馬術をしてる人がみたら、なんだありゃって感じだろうし、格好も馬術の正装じゃないから、それだけでも違和感があったろう。
僕は、やはりエンデュランスをしたい気持ちに変わりはない。しかし、相棒とのコミニケーションという意味では、こいう経路を人馬で阿吽の呼吸で回れるようになったら、それは必ずエンデュランスに役立つだろう。
というわけで、コースの設営をはじめて、こういう機会を作ってくれた関係者の皆様には、大変ありがたく感謝の気持ちで一杯だ。