Palo Altoに研究会社を設置した知り合いを訪問。この会社は、日本の大手のIT会社で、インターネットの黎明期から様々な分野で、多岐に渡るサービスをしている。昨年、こちらに子会社を設置して、旧知の方がその社長を兼任しており、ちょうど今週は出張で滞在しているとのことで、久しぶりの再会。
同社は、金融系のシステムなどを手掛けていることから、金融系の顧客も多いそうで、今はやりのFinTechの調査もターゲットとのことだ。そんなわけで、駐在の研究員の一人は、元証券系のコテコテの金融の人だったりする。
今日は、EverySenseのモデルの紹介をさせていただいたのだが、金融系の方は、その本質的な部分に対する理解がとても早い。江戸時代の堺の米市の話しなどを引き合いに出されて、話しが弾んだ。
しかし、こういう話しが、日本のVCとかメーカー系の人にはなかなか通じなのが、なんとも悲しかったりする。大抵は、IoTとか言いながらThingsにスティックしている人が多く、IoTのの本質的な価値を理解していないのかもしれない。
インターネットの黎明期から活躍してきた人達は、インターネットの本質であるEnd to End、水平分離、自律分散などについて、ある種の拘りとフィロソフィーを持っていた。
同様に、ioTもそれが革命たらんとするならば、そういう根底あるフィロソフィー的な部分をもっと見極める力が必要なはずだ。ところが、似非技術者、似非IT評論家、自称起業家支援とかいう人達からは、そういうフィロソフィーを感じない。これからは、もう少し、話しの重心をずらしてみる事が自分には必要なのかもしれない。
夜は、標準化の仕事でおつきあいのある知人と一献したあと、リンゴ屋さん勤務のスーパーエンジニアの知人がアパートに来てくれて、夜更かし談義。しかし、アメリカでもオレオレ詐欺があるんだね...せっかくだからもっと突っ込んだネタにしてほしかったのになぁ。
PS:昨日の日記に書いたけど、仕事の調査のためにPokémon Go! をイスントールしてみた。あまり真面目に集めたりは出来そうもないので、とりあえずアパートの横の駐車場に、唯一知ってるピカチュウを呼び出してゲットしたけど、あとはどうすりゃいいのさ?