昨秋、他界した母の新盆法要のために、朝から東京へ移動。本来であれば、新盆は自宅にお寺さんが来てくれて行うのだが、お寺さんの都合で今年新盆を迎える檀家全体での合同法要の形式となった。
実家のお寺は、小石川にある念速寺という浄土真宗のお寺で、日本における最初の特志解剖志願者「美幾女」のお墓がある。
ここの住職は、ずいぶん前に前のご住職が亡くなられて、奥様が後を務めていたのだが、今年からその娘さんに引き継がれた。まだ、若い住職さんの読経は、声に張りがあってよく通るので、なんだか新鮮な感じだ。説話の中で、特に個人的な事には、触れなかったけど外国に留学なりして、国際結婚をされた方ののようで、愛くるしいハーフの娘さんが法要のあとに寄り添っていた。
僕は、とくに仏教に帰依しているわけではないのだが、それでも長年法要とかでお寺さんに通ってると、ようやくすこしだけ宗派に関する知識は増えたりする。もっとも、インターネットのおかけで、疑問に思った事が調べられるというのが、最大の助けではある。
無事に法要も終わり、実家で着替えてから、再び山梨に。しかし、これでまた13日は、迎え火をするというのも、なんだか不思議ではある。